ポグバが“闘将”ロイ・キーンからの批判を一蹴! 「彼らは喋ることで金を貰ってる。けど、俺は違う!」

2019年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ユナイテッドの問題」と言われたポグバは…。

古巣のレジェンドOBから批判されたポグバだが、本人はそれを意に介していないようだ。 (C) Getty Images

 相次ぐ非難の声にも"赤い悪魔"のスターは動じることはないようだ。

 現地時間4月28日に行なわれたプレミアリーグ第36節、本拠地オールド・トラフォードでチェルシーと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、11分にファン・マヌエル・マタのゴールで先制しながらも、前半終了間際の43分に守護神ダビド・デ・ヘアのファンブルから同点とされ、結局、1-1で、3試合ぶりの勝利を逃した。

 この結果を受けて厳しいバッシングを受けたのが、ユナイテッドのポール・ポグバだ。

 試合前に一部メディアで今シーズン終了後にレアル・マドリーへの移籍をクラブに志願したことが報じられたフランス代表は、どこか精彩を欠き、目に見える結果を残せなかった。

 このチェルシー戦での不甲斐ないパフォーマンスに対して、辛辣な皮肉を飛ばしたのは、元マンチェスター・ユナイテッドの主将であるロイ・キーンだ。
 
 現在、英2部のノッティンガム・フォレストのヘッドコーチを務める傍ら英衛星放送『Sky Sports』の解説者も務めるロイ・キーンはポグバを問題視した。

「私は彼の言葉を信じることはないよ。なぜって? それには意味がないからだ。言葉の裏に何もないし、彼自身もそこで言っていることを信じているとは思えない。彼は才能がある男だが、今のユナイテッドにとって間違いなく問題だ」

 かつてユナイテッドを率いたアレックス・ファーガソンのチームにおいて絶対的な存在として君臨した"闘将"からの痛烈なバッシングを受けたポグバだが、本人は至って冷静だった。フランス・メディア『RMC Sports』の取材に対して、「批評家たちからの批判? 問題ないね」と答え、さらにこう続けている。

「俺はピッチ上でのことに集中しているよ。それに彼らはテレビの前で何かを言うことが仕事なんだ。彼らはそれぞれが思ったことを言って金を貰っている。でも、俺は話すことで金は貰えない。ピッチに出て、チームの為に戦うことのみで、給料が支払われるんだよ」

 キーンからの指摘を一蹴したポグバ。はたして、彼は自身の言葉通り、ピッチ上でチームを勝利に導く活躍ができるのか。ユナイテッドの今シーズンの残り試合は、プレミアリーグの2試合のみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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