編集部が選ぶ、平成のガンバ大阪ベスト11! エムボマ、二川、遠藤、シジクレイ…多彩な個性が勢揃い!

2019年04月30日 サッカーダイジェスト編集部

アカデミーが輩出した第一号プロが現監督に!

編集部が選んだ平成のガンバ大阪ベスト11。エムボマをはじめ、多彩なメンバーが並ぶ。

【ベスト11選出理由】
 優勝未経験だが、絶大なインパクトを放ったエムボマは外せない。宇佐美や二川らアカデミー育ちの実力者も必然のメンバー入り。遠藤と山口は絶頂期のパスサッカーに欠かせなかった。


【ガンバ大阪の平成史】
 G大阪にとっての平成は屈辱と栄光、挫折と歓喜に満ちた激動の時代だった。Jリーグ創設当初は当時の川淵三郎チェアマンに「消えてなくなれ」とさえ言われた大阪の一クラブは、獲得タイトルが二番目に多い国内屈指のビッグクラブへと成長した。
 
 黄金期の始まりはJリーグを制し、クラブ初タイトルを手にした05年だろう。攻撃サッカーを確立した西野朗監督の下、最終節の劇的な逆転優勝で頂点に立った。以降のG大阪は"西の常勝軍団"という地位を確立。国内の全タイトルを獲得しただけでなく、08年にはACL制覇も成し遂げている。マンチェスター・Uとド派手な打ち合いを演じ、自慢の攻撃力を世界中に知らしめたのは同年のクラブワールドカップだった。
 
 西野監督が退任した翌年の12年には、最終節で今度はJ2降格の憂き目を見た。ただ、1年でJ1に復帰。長谷川健太監督が植え付けた勝負強いサッカーで、14年には昇格シーズンに3冠というJリーグでは前例のない快挙をやってのけ、完全復活を果たすと同時に第二次黄金期を謳歌した。
 
 クラブのアカデミーが輩出した第一号プロで、昨季途中から指揮を執る宮本恒靖監督とともにG大阪は新たな時代を迎える。
 
構成●本誌編集部
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