神戸ポドルスキ、主将退任に次いで意味深なメッセージを発信「他人に誠実に接することのできないような人間が…」

2019年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

画像に込められたメッセージとは…

キャプテンを退任することを発表した翌日の投稿。サポーターの間では様々な憶測を呼んでいる。 写真:徳原隆元

 昨日、ヴィッセル神戸の主将を退任すると自ら報告した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ。彼は翌日にも自身のSNSを更新し、投稿した画像が様々な憶測を呼んでいる。

 J1ヴィッセル神戸は17日、フアン・マヌエル・リージョ監督と契約解除で合意したことを発表。同じタイミングで、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、キャプテンの座から降りることを、自らのSNSで報告した。

 そして翌日、ポドルスキはある1枚の画像を投稿。コメントはなく、「#Fact(事実)」というタグと、100点の絵文字を添えている。

 画像にタイプされているのは、「Stop expecting Loyalty from people who can’t even give you Honesty」という英文だ。この言葉自体は、海外のSNSで「ビジネス相手への批判」「上司であるべき際に気を付けること」の格言として用いられることが多い。

 2017年に、英国のヒップホップアーティスト、ウィット・ロウリィが自身のツイッターで発信したことで、話題となった言葉でもある。
 

「他人に誠実に接することのできないような人間が、他人からの忠誠を期待するな」

 こんな意味の込もった言葉を、ポドルスキは一体、誰に向かって発信したのか。

 国内のファンはこの投稿に対し、「チームになっていない現在のヴィッセル神戸を感じる…」「ポルディ大丈夫かな」「いつだってあなたを応援してる」と元主将の心情を思いやった。

 また、海外ファンの反応は実にバラバラだ。「名選手は世界のどこにいても名選手」「できるだけ早く神戸を発つべきだ。こんなクラブに忠誠を捧げる必要はない」「文化の違いは大きいだろうから、何かあったのだろうか…」と、エールからクラブ批判まで、実に様々なコメントを寄せている。

 神戸の新監督には、昨年まで指揮を執った吉田孝行氏が復帰することが発表されている。ダビド・ビジャ&アンドレス・イニエスタの元スペイン代表コンビにポドルスキを加えた"VIP"トリオを、吉田監督はどう扱うのか。

 新体制初戦となる20日の浦和とのアウェーゲームに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部​​​​​​

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