ファンやメディアを挑発?コウチーニョの“耳当てジェスチャー”が話題!

2019年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

得意のミドルでチーム3点目を奪取

マンU戦のゴール後、指を耳に当てるパフォーマンスを披露したコウチーニョ。その意味とは?(C)Getty Images

 バルセロナのフィリッペ・コウチーニョは4月16日、マンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝・第2レグで、後半にチームの3点目となるゴールを決めた。ペナルティーエリアの外からの右足ミドルは、チームの準決勝進出に華を添えるゴラッソだった。

 ゴールの後、コウチーニョは指で両耳をふさいだ。スタンドを見る顔つきは、どこか物言いたげに見える。スペイン紙『As』は、「コウチーニョが挑戦的なジェスチャーでゴラッソを祝う」と、このセレブレーションに注目した。

 2018年1月にクラブ史上最高額の1億3500万ユーロ(約175億円)で加入したコウチーニョは今シーズン、そのパフォーマンスが批判の標的となってきた。ラ・リーガではここまで5得点しか挙げていない。サポーターやメディアの目は厳しく、今シーズン終了後の退団も取り沙汰されている。

 はたして、コウチーニョのセレブレーションは、そんな状況に対する怒りを表現したものだったのか。

 バルサ幹部のギジェルモ・アモールは試合後、コウチーニョのセレブレーションを見ていなかったとし、「コウチーニョは非常に良いプレーをした。良い試合をしたね。彼らしいゴラッソだった」と述べるに留まった。

「コウチーニョは素晴らしい選手だ。世界有数の選手だよ」
 
 エルネスト・バルベルデ監督は「何を意味するかは分からない。その答えを知っているのは、彼だけだ」とコメントしている。

「私にとって大事なのは、コウチーニョがゴラッソを決めたということだ。大切なのは、彼が素晴らしいレベルにあるということだよ」

 コウチーニョ自身は、沈黙を保っているため、このセレブレーションにどういう意味があったのか、真相は分からない。それを明かす機会は訪れるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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