「ロケット弾!」「誰も止められない!」チェルシー撃破に導いた“エジプト王”サラーのゴラッソに絶賛の嵐

2019年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人は「感じるままに打っただけ」と謙遜。

古巣チェルシーから鮮やかなゴラッソを決めたサラー。ゴール後のヨガパフォーマンスも話題に。 (C)REUTERS/AFLO

 現地時間4月14日に行なわれたプレミアリーグ第34節で、リバプールは本拠地アンフィールドで、チェルシーを2-0と破った。

 マンチェスター・シティと壮絶なタイトルレースを繰り広げているリバプールにとって、文字通りの大一番で、チームを強敵撃破に導くスーパーな一撃を放ったのは、エースのモハメド・サラーだ。

 51分にサディオ・マネのゴールでリバプールが先制してから2分後のことだった。フィルジル・ファンダイクからのロングフィードを敵陣右サイドで受けたサラーは、バイタルエリア付近へカットイン。そしてゴールまで25メートル付近から左足を一閃! この弾丸ショットがゴール左隅へと突き刺さったのだ。

 このエジプト代表FWのスーパーな一撃が、勝負を決定づけたのは言うまでもない。90分にサラーがジェルダン・シャキリと交代する際には、熱狂的なコップ(リバプール・ファンの愛称)たちから万雷の拍手が送られた。

 当の方人は、試合後に英衛星放送「Sky Sports」のフラッシュインタビューで、「何も考えず、感じるままに打った。ボールがうまいこと外に逸れてくれてラッキーだった」と謙遜したが、英メディアからは賛辞が相次いでいる。
 
 英紙『Telegraph』が「サラーのロケットのようなゴールがリバプールを首位にとどめる」と絶賛すれば、同じく英紙『Guardian』も「リバプールが天才の輝きによってリーグタイトルに向けた最も困難なハードルを越えた。サラーのワイルドなゴールは、彼のキャリアにおける最高のシュートだろう」と褒めちぎった。

 もちろん、ファンからも称賛の声が寄せられている。リバプールの公式ツイッターには、サラーに向けられた多くのコメントが殺到した。

「なんでチェルシーは彼を出したんだろうね。本当に感謝しなくちゃ」
「全員を褒めたいが、今日はサラーが最高すぎた」
「あれは誰も止められない」
「このゴールの素晴らしさを表現する言葉が見つけられない」
「エジプト王、万歳!」
「アンフィールドは今や君のもの」
「よくやった! 本当にありがとう!」

 2試合連続ゴールで今シーズンのプレミアリーグでの得点を19として、得点ランクトップに立つマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロに並んだサラー。2シーズン連続での得点王獲得も視界に捉えた"エジプト王"は、その勢いをさらに加速させ、リバプールに29年ぶりのリーグタイトルをもたらせるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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