“飛車角抜き”のバルサが最下位ウエスカとまさかのドロー!ついに3人の逸材がリーガデビューを飾るも…

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半の二枚替えも効果なく

スアレスとメッシが不在のバルサはボアテング(右)を先発させるも無得点に終わった。 (C)Getty Images

 現地時間4月13日にラ・リーガ第32節が行なわれ、首位を快走するバルセロナは、最下位20位のウエスカとまさかのスコアレスドロー。リーガ連覇に向けて、1ポイントを積み上げるに留まった。

 前節、2位アトレティコ・マドリーとの直接対決に勝利し、その差を11ポイントに広げたバルサは、FWルイス・スアレスとCBジェラール・ピケが累積警告で出場停止のうえ、リオネル・メッシに休養を与えて招集外に。いずれもリーガデビューとなる、DFジャン=クレア・トディボ、DFムサ・ワゲ、MFリキ・プッチという3人の逸材を先発させるなど、フレッシュなメンバーで臨んだ。
 
 "飛車角抜き"のバルサは、ボールを支配するものの、最後の30メートルでの精度を欠き、なかなかチャンスを作り出せない。プッチのスルーパスを受けたウスマンヌ・デンベレがGKと1対1となった、前半最大の決定機も決めきれなかった。

 0-0で折り返すと、56分に、CKの流れからマウコムが強烈なシュートを放つもポストに阻まれ、そのこぼれ球を狙ったカルレス・アレニャも枠を捉えられない。

 たまらず67分、フィリッペ・コウチーニョ、ジョルディ・アルバを投入するも流れは変えられず。残留争い真っ只中のウエスカの粘り強い守備を、最後まで崩せなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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