鎌田大地、関根貴大ら日本人選手4人がスタメンのSTVV、ホームで辛勝。PO2のグループ首位を守る

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

遠藤、鎌田、冨安、関根が先発

左サイドで積極的にゴールを狙った関根。持ち味は発揮したが、チャンスを決めきることはできなかった。 (C) STVV

 現地時間4月6日、ベルギーリーグのプレーオフ2(PO2)の第4節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)はホームでオーステンデと対戦。1-0で勝利した。

 プレーオフ2(PO2)は、レギュラーシーズンの7~15位と2部の3チームを加えた計12チームをA、Bのふたつのグループに分け、6チームが総当たり戦を実施。日程を終えた後、プレーオフ2Aとプレーオフ2Bの1位同士が対戦し、勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選の参戦権を賭けたプレーオフ1チーム(4位)との対戦権が与えられる。

 ここまで2勝1分でPO2のAグループの首位に立つSTVVは、2位のオーステンデと直接対決。3-4-1-2の2トップの一角に鎌田大地、攻撃的MFに関根貴大、中盤の底に遠藤航、そして最終ラインに冨安健洋が先発した。木下康介はベンチスタートとなっている。

 立ち上がりからボールを支配するSTVVは、左サイドから関根が積極的に仕掛ける。鎌田、遠藤も絡んで好機を創出するが、ゴールに結びつかず、主導権を握りながらももどかしい展開で前半を折り返す。

 しかし後半に入り、最終ラインの冨安さえ度々前線に飛び出し、攻勢を強めたSTVV。50分、遠藤からのパスに飛び出した関根が絶妙なループシュートでゴールネットを揺らすが、オフサイドのため、ベルギー初ゴールは幻となってしまった。

 だが57分、右CKのキッカーを務めた関根のボールを遠藤が体勢を崩しながらも折り返し、鎌田とトップでコンビを組んだママドゥ・シラがゴールに押し込み、先制点を挙げる。

 これで完全に勢いに乗ったSTVVはゴール前で何度も好機を得るが、フィニッシュに持ち込めずに追加点が奪えない。関根、鎌田は何度となく好機に絡んだが、決定機に決め切れなかった。

 試合はこのまま1-0で終了。STVVは依然としてグループAの首位を守っている。

 同日行われたPO2Aグループのベールスホット対オイペンは豊川雄太が先発出場も0-2でオイペンが敗れた。PO2Bグループのセルクル・ブルージュは、ワーズランド・ベヘレンに3-2で勝利。植田直通はフル出場している。

 次節STVVは、現地時間4月20日にアウェーでオイペンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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