【ACL採点&寸評】川崎 0 -1 蔚山現代|小林&L・ダミアンの2トップは不発。守備陣も土壇場での失点を防げず…

2019年04月11日 江藤高志

谷口は無念の負傷

【警告】蔚山現代=なし 川崎=C・セザール(41分)、長谷川(47分)、セシーニャ(68分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】キム・スアン(蔚山現代)

[ACL グループステージ第3戦]川崎0 -1蔚山現代/4月10日/蔚山文殊フットボールスタ

【チーム採点・寸評】
川崎 5

ボールを握り、リスク管理をしつつ試合は進められた。だからこそ最低限の勝点1を獲得できず、敗れた点は悔やまれる。
 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 4.5

失点シーンは残念。キャッチではなくパンチングしていれば……、というのは結果論だが、それにしても悔いが残る。

DF
26 マギーニョ 5.5

自らシュートを打つなどチャンスに絡み、攻撃面で存在感を示した。細かなミスはあったが、悪くはない出来。あとは点が欲しかった。
 
29 舞行龍ジェームズ 5.5
序盤にパスミスが見られたが、そこで落ち込まず立て直したのはさすが。前半にCBの相棒・谷口が負傷退場したなか、失点の直前まではよく守れていた。

5 谷口彰悟 5(34分OUT)
負傷交代するまではまずまずだったが、膝を痛める直前のプレーではなぜだかボールを見送ってしまいピンチに。手痛いミスだった。
 
7 車屋紳太郎 5.5(70分OUT)
長谷川との連係で攻撃に加わる。また守備でもスペースを埋めていた。交代は負傷のためとのこと。
MF
25 田中 碧 5.5

攻守でバランスを取った。豊富な運動量でC・セザールをカバー。一方でシュートチャンスでの判断が遅く、カウンターからピンチを招いたシーンは反省したい。

44 カイオ・セザール 5
川崎での公式戦初先発を飾る。序盤は緊張していたのか、足もとがおぼつかなかった。足を伸ばしてボールを奪う場面もあったが、判断が遅く、身体も重たそうだった。
 
41 家長昭博 5.5
ボールを引き出して攻撃の起点となった。もっとも27分の決定機は決めたかった。
 
16 長谷川竜也 5.5(90+2分OUT)
左サイドで車屋とともに相手守備陣を崩しにかかった。86分の決定機などチャンスには顔を出した。

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