「超豪華メンバー」で東京五輪へ!ブラジルU-23代表監督に元バルサSBが就任

2019年04月10日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年からはA代表のコーチを務めていた。

ブラジルU-23代表監督に就任したシウビーニョ。(C)REUTERS/AFLO

 CBF(ブラジル・サッカー連盟)は4月9日、2020年の東京オリンピックを目指すブラジルU-23代表の監督にシウビーニョが就任したと発表した。

 現在44歳のシウビーニョは、現役時代はいぶし銀の左SBで、コリンチャンス、アーセナル、セルタ、そしてバルセロナなどで活躍。2009-10シーズンに所属したマンチェスター・Cがキャリア最後のクラブとなった。

 指導者としては、クルゼイロ、スポルチ・レシフェ、ナウチコ、コリンチャンス、インテルなどでコーチを歴任し、2016年からブラジル代表のアシスタントコーチを務めていた。今後はU-23代表の監督、A代表のコーチと二足の草鞋を履いていく。

 ブラジルU-23代表は、地元開催だった2016年のリオデジャネイロ五輪で悲願の金メダルを初めて獲得。東京五輪では連覇を目指しており、その予選である2020年1~2月の南米プレ五輪に向け、今後はAマッチウィークを軸に強化試合を重ねていくという。シウビーニョはこう語る。

「連盟とチッチ(A代表監督)の大きな信頼に感謝したい。大きな責任が伴う重要な仕事だ。様々な人たちと連携しながら、素晴らしいチームを作っていきたい」

 ブラジルの東京五輪世代は、ヴィニシウス・ジュニオール(R・マドリー)をはじめルーカス・パケタ(ミラン)、ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C)、マウコム(バルセロナ)などすでに欧州ビッグクラブに在籍するスター候補生に加え、リシャルリソン(エバートン)、ダビド・ネーレス(アヤックス)、ガブリエウ・ブラザオ(パルマ)などタレントがとにかく豊富だ。

 もちろんまずは予選を通過する必要があるが、本大会行きとなれば、オーバーエイジを含めればかなりの超豪華メンバーで東京に乗り込んでくる可能性が高い。要注目だろう。

構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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