驚愕の「開始15分で4ゴール」だ! アタランタが87年ぶりの大記録達成!

2019年04月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

1932年3月のユベントス対ローマ戦以来だ。

ボローニャ戦で怒涛のゴールラッシュを見せたアタランタ。(C)Getty Images

 まさに「怒涛のゴールラッシュ」を見せたのが、ボローニャ戦(現地時間4月4日)のアタランタだ。
 
 まず開始3分、ヨシプ・イリチッチが得意の左足でミドルシュートを叩き込む。その2分後には同じくイリチッチが今度は右足で加点。さらに9分にハンス・ハテブール、15分にドゥバン・サパタも得点。そう、なんとキックオフから15分間で4ゴールを奪ったのだ。
 
『OPTA』によれば、この「キックオフから15分間で4ゴール」という記録は、セリエAだと実に87年ぶり。1932年3月のユベントス対ローマ戦以来だという。
 
 このボローニャ戦を4-1でモノにしたアタランタは、30節を終えて通算得点が64ゴールに。8連覇が濃厚になっている絶対王者ユベントスの62ゴール、2位ナポリの57ゴールよりも多い、セリエA最多得点チームとなった。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ体制3年目を迎え、走力と技術を活かした縦に速いアグレッシブな攻撃サッカーは完全にチームに定着している。
 
 さらに順位も5位まで浮上。4位ミランと勝点1差、3位インテルとは勝点5差で、クラブ史上初のチャンピオンズ・リーグ出場権獲得(4位以内)も射程に捉えている。
 
 4月7日の次節は、インテルとのCL行きを懸けた直接対決。得点源のサパタを出場停止で欠くが、アタランタは再びゴールラッシュを決め込んで勝利を掴めるだろうか。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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