「プロジェクトが崩壊」「完全に終わった」ジダン復帰後、初黒星を喫したマドリーを現地紙が酷評

2019年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリードの2紙も厳しい評価に

ラ・リーガではクラシコ以来4試合ぶりの敗戦を喫したマドリー。好調バレンシアの前に沈黙した。(C)Getty Images

 現地時間4月3日に開催されたラ・リーガ30節で、敵地メスタージャに乗り込んだレアル・マドリーは、好調のバレンシアに1-2で敗北。ジネディーヌ・ジダン監督の復帰後、3試合目にして初黒星を喫した。

 35分にCKのこぼれ球を拾われ、ゴンサロ・グエデスに先制点を許すと、84分にもCKからエセキエル・ガライにヘッド弾を叩き込まれて失点。後半アディショナルタイムにカリム・ベンゼマがヘッドでネットを揺らすも、焼け石に水だった。

 バレンシアの切れ味鋭いカウンターに何度もピンチを招くなど精彩を欠いた"白い巨人"に、スペインメディアはこぞって厳しい評価を与えている。
 
『As』紙は「完全に終わった」と見出しを打ち、「スピリットの欠如」、「途中交代のベイルとイスコは何も変えられなかった」と酷評。同じくマドリードを拠点とする『Marca』紙も、「またしても期待外れの結果に終わった」とこき下ろした。

 とりわけ辛辣だったのが『Sport』紙で、「ジダンの2回目のプロジェクトが崩壊した。(ジダン復帰後)最初の難敵に惨敗を喫した」と綴っている。

 これで首位バルセロナとの勝点差は13ポイント。残り8試合での逆転は限りなく難しくなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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