合わせて8ゴールの乱打戦は“劇的すぎる”クライマックス!バルサが残り3分でまさかの…

2019年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシが3試合連続のFK弾

カソルラ(奥)を中心にビジャレアルが4ゴールを奪うも、メッシ(手前)のFKなどでバルサが追いついた。(C)Getty Images

 現地時間4月2日に開催されたラ・リーガ30節で、17位ビジャレアルのホームに乗り込んだ首位バルセロナは、後半アディショナルタイムのゴールで追いつき、何とかドローに持ち込んだ。

 エースのリオネル・メッシを温存したバルサは、その代役であるマウコムが躍動。12分にドリブルで持ち込んでフィリッペ・コウチーニョのゴールをアシストすると、その4分後にはアルトゥーロ・ビダルのピンポイントクロスにヘッドで合わせて追加点を挙げる。

 だが、ここから残留争いをしているビジャレアルが怒涛の反撃をみせる。23分にサンティ・カソルラのパスを受けたサムエル・チュクウェーゼが得意の左足でネットを揺らし1点を返すと、49分には右サイドを抜け出したカール・トコ・エカンビの意表を突くシュートが名手マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのニアを抜き、同点に追いつく。

 61分、王者がたまらずコウチーニョに代えてメッシを投入した直後だった。マヌエル・モルラレスのスルーパスを受けたビセンテ・イボーラが落ち着いてゴールに流し込み、ホームチームが逆転に成功する。

 80分にもカウンターからカルロス・バッカが加点し、ビジャレアルが2点をリードするも、その6分後に試合の流れを変えるプレーが起きる。DFアルバロ・ゴンサレスがルイス・スアレスへのファウルで2枚目のイエローカードをもらい、退場したのだ。
 
 これで流れを引き寄せたバルサは89分、メッシが前節のエスパニョール戦と同じような位置から鮮やかなFKを叩き込む(3試合連続のFK弾)。そして、試合終了間際のアディショナルタイム2分、CKのこぼれ球をスアレスが左足で叩き、劇的な同点弾!! 両軍合わせて8ゴールが生まれた乱打戦は4-4のドローに終わった。

 バルサは現地時間4月6日、8ポイント差で2位につけるアトレティコ・マドリー戦との大一番に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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