【J1ベストイレブン】娯楽性溢れる打ち合いの主役!! 神戸の元独代表アタッカーを今節MVPに!|5節

2019年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋の和泉は“風間サッカーの申し子”と言わんばかりの活躍

【5節のベストイレブン】

 J1リーグは、3月29日、30日、31日に各地で第5節の9試合が行なわれた。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。
 
 まず壮絶な打ち合いの阪神ダービーを制した神戸からは、高いパフォーマンスを示した元ドイツ代表のアタッカーを選出した。
 
 45分に追撃の口火を切る得点を挙げると、54分にはダビド・ビジャの同点弾をアシスト。80分にも3点目の起点となるロングフィードを前線に通し、3ゴールに絡む活躍を見せた。逆転勝利の最高殊勲者であり、娯楽性溢れるゲームの主役となったルーカス・ポドルスキを最高点の「8」で今節のMVPとした。
 
 さらに神戸からは、短い出場時間で2得点を記録し、チームを逆転勝利に導いた田中順也も選出した。
 
 大量4発で札幌を圧倒した名古屋からは最多の3名をピックアップ。ジョアン・シミッチはチームの"心臓"として攻守に抜群のプレーを見せ、ガブリエル・シャビエルは2ゴールの活躍。そして和泉竜司はボールの受け方、鋭いシュート、効果的なクロス、どれも見事で、まさに"風間サッカーの申し子"と言わんばかりの活躍だった。
 
 リーグ戦2連勝を達成した湘南からは、ほぼ完璧な守備と決勝ゴールで勝利の立役者となったフレイレ。待望の今季初白星を飾った川崎からは、アグレッシブな姿勢で両チーム最多5本のシュートを放ち、貴重な先制点を決めた知念慶。3連勝と勢いに乗る広島からは、しっかりとボランチの仕事をこなし、試合をコントロールした川辺駿を選んだ。

 そのほか、劇的な同点ゴールで浦和に勝点をもたらした森脇良太と、素晴らしいポジショニングでピンチを防ぎ、決定機にも絡むなど攻守に躍動したC大阪の木本恭生をチョイス。GKには、3度のビッグセーブでチームを救った鳥栖の大久保択生を選出した。

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