「記録以上の働きだった」5発大勝の“陰の主役”南野拓実を現地メディアが高評価!

2019年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

3ゴールに絡んで5発大勝に貢献!

ゴールシーン以外でも再三の決定機を作り出した南野。ダブールとのコンビネーションには現地メディアもお墨付き。 (C)Getty Images

 3月31日(現地時間)、オーストリア・リーグのレッドブル・ザルツブルク(1位)は、レギュラーシーズンの1~6位で優勝を争うマスター・グループの初戦(第23節)で、オーストリア・ウィーン(5位)をホームに迎えた一戦に5-1で快勝し、6連覇に向けて好スタートを切った。

 森保ジャパン3月シリーズに参加した南野拓実は、トップ下で先発出場。3点に絡む大活躍を見せた。

 34分にFWムナス・ダブールの先制点の起点となると、47分には、センターサークル付近から右サイドを自らドリブルで40メートルほどかけ上がり、角度のないところからシュートを決めて、チーム2点目を挙げた。

 また、3点目のPKは自らエリア内に走り込んだところを倒されて獲得。蹴ったのはダブールだが、先制点に続いて"間接的"に主砲のゴールをアシストするという働きぶりで勝利に貢献している。

 オーストリア公共放送「ORF」は「この試合で4ゴールを決めたダブールに並び、南野はベストなプレーをみせた。ダブールはとてもいい"相棒"に恵まれている」と評した。

 また、オーストリア地元ケーブル局「LAOLA1」は「ミナミノがザルツブルクを優勝に導くかもしれない。彼は先制点を引き出し、自らもゴールを決めた。3点目のPKを決めたのはダブールだが、獲得したのは南野のいい動き出しからだった。彼の働きは記録として数字は残らなくても、このゲームのベスト」と絶賛している。

 さらにスポーツ専門チャンネル『Sky SPORTS』オーストリア版は、同リーグ第23節のベストイレブンMF部門に南野を選出。「2-1となるゴールで試合を決めた。ザルツブルクで枠内シュート6本は、このチームで唯一ダブールよりも多かった」と評している。

 ザルツブルクは現地時間4月3日に、国内カップ準決勝のグラーツアーAK(2部)戦、7日に第24節のLASK戦とハードスケジュールが続く。"好調"南野のさらなる活躍が期待される。

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