移籍後初ゴール! 3連敗中のC大阪に勝利をもたらした都倉賢「前節も自分が決めていれば…」

2019年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この2週間ひたすらシュート練習をしてきた」

移籍後初ゴールとなる先制点を奪った都倉。チームに4試合ぶりの白星をもたらした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ5節]仙台0-2C大阪/3月30日/ユアスタ

 今季加入した期待の大型ストライカーが、リーグ5戦目でついに移籍後初ゴールをゲットした。

 降雪を伴うなかでのゲームとなった仙台戦。その瞬間がやってきたのは35分だった。右サイドから松田陸が抜け出し、丁寧なラストパスを供給すると、これに反応した都倉賢が右足で力強くねじ込んだ。今季札幌から完全移籍で加入した32歳のストライカーが3連敗中のチームを勢いに乗せる先制点をゲットした。

 C大阪は後半にも清武弘嗣のパスから田中亜土夢が追加点を奪うと、2対0でそのまま押し切って勝利。開幕戦以来の白星で、連敗を3で止めた。

 決勝点となる移籍後初ゴールを挙げた都倉は、フラッシュインタビューに応え「チームとしても個人としても、もう後がないという強い気持ちで、この2週間準備してきた。しっかり90分間、みんなで体現できた結果」と、中断期間の成果が勝利につながったとした。
 
 一方、自身のゴールについては「前節の浦和戦も自分が決めていれば勝っていたので、そういった責任感を持って、この2週間ひたすらシュート練習をしてきました」と、悔しさが残った浦和戦からの2週間を振り返りつつ、「本当に(松田)陸が素晴らしいボールを出してくれたので、あとは決めるだけでした」とチームメイトのパスを讃えた。

「チームとしての手応えは日に日に増していたので、あとは結果というものが一番欲しかった」とも語った都倉。自身の決勝点によって掴んだ勝利で、チームを上昇気流に乗せられるか。C大阪は次節(4月5日)、アウェーで川崎と対戦する。

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