メッシ、“永遠のライバル”C・ロナウドへの本音を吐露!「彼がいないのは寂しい」「見てイラつくこともあった」

2019年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トロフィーの獲得は簡単ではなかったけど…」

好敵手であるC・ロナウド(左)への想いをメッシ(右)が明かした。 (C) REUTERS/AFLO

 そのライバル関係は、互いをいがみ合うものではないようだ。

 アルゼンチン代表とバルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシが、母国のラジオ局『FM Club 947』に出演。かつてレアル・マドリーに所属し、自身と同じ現代サッカー界最高のクラックと称されるクリスチアーノ・ロナウドについて言及した。

 二人のライバル関係は、C・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに加わった2009年6月から始まったと言っていいだろう。ラ・リーガでは毎シーズンように30ゴール以上を挙げて激しい得点王争いを演じ、リーグの覇権争うバルセロナとマドリーのエースとして、常に比較され続けてきた。

 しかし、昨夏にC・ロナウドはイタリアの絶対王者ユベントスに移籍。初挑戦のセリエAでも公式戦36試合で24ゴールと相も変わらずの決定力を発揮。かたやメッシもラ・リーガの得点ランクでトップの29ゴールを記録し、2位に勝点12差をつけて首位を独走するバルセロナの牽引車となっている。

 ただ、メッシは、9シーズンに渡って熾烈な争いを繰り広げた"永遠のライバル"がスペインを去ったことを「寂しく思っている」ようだ。

「クリスチアーノがラ・リーガにいなくて寂しく思うよ。彼と対戦して色々なトロフィーを獲得することは簡単ではなかったし、マドリーがトロフィーを掲げるのを見てイラついたこともあった(笑)。でも、彼はラ・リーガを偉大なものにしたんだ。それにクリスチアーノが加入してから、ユベントスはチャンピオンズ・リーグ優勝の大本命になった。アトレティコとの試合は彼らに大きな自信を与えたと思う」

 ライバルクラブに属していることなどから"不仲説"も取り沙汰された両者だが、C・ロナウドも以前にイタリア・メディアの取材において、「彼は選手としても人間としても素晴らしい。いつかにセリエAに来て欲しいね」と語っている。

 ふたりのスーパースターは、互いを尊重して高め合う、理想的な関係を築いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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