元バルセロナの俊英MFサンペールが神戸デビュー!試合後に語った手応えは?

2019年03月17日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「僕は大きな挑戦心を持ってここに来ました」

神戸デビューを果たしたサンペール。チームを勝利に導けなかったが、今後に向けてポジティブなイメージを掴んだようだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 3月17日の清水戦で、バルセロナから神戸に加入したセルジ・サンペールがJデビューを果たした。
 
 24歳のMFがJリーグのピッチに立ったのは、80分。古橋亨梧に代わって投入されると、アンカーの位置からボールを的確に捌いた。「相手は高いところからプレスをしてきて、ポゼッションをするのが難しい状況だった」ことに加え、まだ合流して間もないため、周囲との連係で困惑する姿も見られたが、なにより神戸でのデビューを迎えた価値は大きい。
 
 右足ふくらはぎを負傷した昨年10月の国王杯(コパ・デル・レイ)以降は実戦から遠ざかっていたサンペールにとっては、約5か月ぶりの公式戦。再起を懸ける意味でも、日本での新たな挑戦に胸を弾ませたに違いない。
 
「久しぶりにプレー出来て、そういう意味でも嬉しい。サポーターの皆さんにも熱い歓迎をしていただいて、彼らの前でプレーできることを本当に喜んでいます。望んだ結果にはならなかったですけど、これからこの調子でチームとして戦っていけば結果はついてくるのかなと思います」

 デビュー戦を終えて、そう振り返ったサンペールにとっては「僕は大きな挑戦心を持ってここに来ました。ヴィッセル神戸で良いプレーをして、新たな歴史を作りたい」と、意気込んでいる。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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