香川真司は何位になった? 森保ジャパン、最新招集23名を「推定市場価格」でランク化!

2019年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

中島がダントツの1位。 冨安と堂安も急上昇!

左から香川、中島、堂安、冨安。今回招集された日本代表23名の“トップ4”だ。(C)Getty Images

 3月下旬に行なわれるテストマッチ2連戦(コロンビア戦とボリビア戦)に向け、日本代表メンバー23名が発表された。吉田麻也や大迫勇也など欧州組の多くが招集を見送られるなか、香川真司、昌子源、山口蛍、宇佐美貴史らロシア・ワールドカップで日本中を沸かせた戦士たちが復帰を果たし、鎌田大地、鈴木武蔵ら4名が初招集を受けるなど、予想以上にフレッシュな顔ぶれが揃った。

 ここでは、そんな23選手を「推定市場価格」でランキング化。ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が独自のデータ換算によって、世界中のプロフットボーラーを対象に付けている"市場での価値"だ。上位で幅を利かせてきた欧州組がごっそり抜けたため、今回のランキングは実に興味深い並びとなっている。

 それでも、ダントツの1位に輝いたのは中島翔哉である。今冬に3500万ユーロ(約45億5000万円)の移籍金でポルティモネンセからアル・ドゥハイルに活躍の場を移し、推定市場価格も1800万ユーロ(約23億4000万円)に跳ね上がった。今回は招集外となった武藤嘉紀(ニューカッスル)が日本人選手全体の2位なのだが、その評価額は1000万ユーロ(約13億円)。中島がどれくらい突き抜けているかが分かるだろう。

 
 ただ、"成り上がり度"で負けていないのが冨安健洋と堂安律の東京五輪世代だ。ベルギーの地で飛ぶ鳥を落とす勢いの冨安は、1年前から2500%アップの900万ユーロ(約11億7000万円)で堂々2位に食い込み、かたやフローニンヘンでエースの座に君臨し、森保ジャパンでも重要な役割を担う堂安も1年前から1000%アップの750万ユーロ(約9億7500万円)をマーク。こちらは4位に付けている。

 その若武者ふたりに挟まれているのが、3位の香川だ。推定市場価格は2012年6月の2200万ユーロ(約28億6000万円)をピークに少しずつ減退し、昨年10月以降は現在の800万ユーロ(約10億4000万円)のまま。前所属のボルシア・ドルトムントで出場機会に恵まれなかったため致し方ないところだが、今冬にベジタクシュに期限付き移籍してからは好調を維持しており、リーグ戦5試合で3得点・1アシストと結果も残している。

 今後のベジクタシュや代表戦での活躍次第では、ふたたび1000万ユーロ台に返り咲いてもなんら不思議ではない。

次ページベルギーでブレイク中の鎌田は8番手に飛躍

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事