「彼には感動した…」偉業を達成したメッシ、圧巻ハットの“永遠のライバル”C・ロナウドに驚嘆!

2019年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

強敵揃いのCLベスト8への意気込みは?

決定力の高さを遺憾なく発揮したメッシは、“永遠のライバル”へメッセージを送った。 (C) Getty Images

 バルセロナの快勝劇の主役となったのは、背番号10だった。

 現地時間3月13日、バルサはチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第2レグで、リヨンに5-1で快勝して、12シーズン連続となるベスト8進出を果たした。

 フランスの雄を相手にした華麗なる快勝劇を2ゴール・2アシストで演出したのは、アルゼンチン代表FWのリオネル・メッシだ。17分にVAR判定の末に得たPKを「パネンカ(チップキック)」で決めると、チームが1点をリードした78分には自身2点目をゲット。そして81分にジェラール・ピケ、86分にウスマンヌ・デンベレのゴールを生み出した。

 圧巻のパフォーマンスを披露したメッシ。スポーツデータサイト『Opta』によれば、この試合での2ゴールで今シーズンの公式戦でのゴール数を「36」にし、2008-09シーズンから11シーズン連続の公式戦36得点以上という「驚くべき記録を打ち立てた」。

 そんな試合後、メッシは、スペイン・メディア『Movistar』で「2-1にされてから少し苦しんだけど、3-1にできた。それで何とか楽になったよ」と総括。そして、前日にアトレティコ・マドリーを粉砕したユベントスのエースにして、自身のライバルであるクリスチアーノ・ロナウドへ最大級の賛辞を送った。
 
「昨日のクリスチアーノとユベントスには感動したよ。あれはビッグサプライズだった。彼らは完全にアトレティコを上回っていた。かなりのポテンシャルがあり、クリスチアーノは3ゴールを挙げ、素晴らしい夜を過ごした」

 そして、アルゼンチン代表FWは、「すべての対戦相手が強敵だよ」と難敵が揃ったベスト8に向けて気を引き締めた。

「例えば、アヤックスは若くて素晴らしいチームであり、何者も恐れていないことを示した。どのクラブと当たっても難しくなる。僕らは厳しい挑戦に備えなきゃいけないんだ」

 今シーズンも好調を維持し続けているメッシは、バルサにビッグイヤーをもたらせるか。そのプレーから今後も目が離せない。

 以下は、過去11シーズンの公式戦におけるメッシの得点記録だ。

2008-09:38得点
2009-10:47得点
2010-11:53得点
2011-12:73得点
2012-13:60得点
2013-14:41得点
2014-15:58得点
2015-16:41得点
2016-17:54得点
2017-18:45得点
2018-19:36得点

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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