「現場に戻りたかった」「“我が家”に帰って来られて嬉しい」R・マドリーの監督に電撃復帰したジダンが就任会見で本音を吐露!

2019年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブをあるべき姿に――。

9か月ぶりにマドリーの監督に復帰したジダン。古巣の窮地を救えるか。(C) Getty Images

 現地時間3月11日、レアル・マドリーが、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任(クラブには留まる見込み)とジネディーヌ・ジダン監督の就任を発表した。契約期間は2022年6月30日まで。

 2016年1月から2年半に渡ってマドリーの監督を務め、3度のチャンピオンズ・リーグ制覇と1度のラ・リーガ優勝に導いたカリスマ指揮官が、わずか9か月で電撃復帰となった。

 フロレンティーノ・ペレス会長とともに登壇し、就任会見に臨んだジダンは、次のように語った。

「みんなにとって特別な日になった。"我が家"に帰って来られて嬉しい。ここで再び働き、クラブをあるべき姿に戻したい。私ができるのは、明日トレーニングを始めることだけだ。

 すべてを勝ち取ったクラブと選手たちには変化が必要だと思い、一度は退任した。ただ、他ならぬペレス会長が声を描けてくれたので、私はいまここにいる。何より重要なのは、(退任から)8か月が経ち、また現場に復帰したいと思うようになったことだ。シーズン終了まで、皆にとって良くなるよう、いろいろなことにチャレンジしていきたい。

 大きな責任を感じる。たくさんの人がこのクラブを愛している。このシャツとエンブレムを身に着けてプレーしていた私も、そのひとりだ。クラブを再び成功に導くために、全力を尽くしたい」
 
 そして力強く、こうコメントしている。

「9か月休んでいる間に充電できた。再びマドリーを率いる準備はできている」

 ジダンは、3月16日に開催されるラ・リーガ第28節のセルタ戦で復帰後初采配を振るうことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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