ハーフタイムにまさかの訴え。
昨夏にリバプールから2年レンタルで加入したカリウス。サポーターの信頼を掴むには至っていない。(C)Getty Images
現地時間3月10日、トルコのシュペル・リギの第25節が行なわれ、3位のベジクタシュが3-2で5位のコンヤスポルを破った。
後半アディショナルタイム2分に劇的な決勝弾を奪った香川真司の活躍がクローズアップされるなか、この試合中に取った行動で話題を集めている選手がいる。GKのロリス・カリウスだ。
14分に先制ゴールを挙げたベジクタシュは、しかしその5分後に同点に追いつかれる。コンヤスポルのFWエメル・シャヒネルの放ったシュートはそれほど厳しいコースではなかったものの、カリウスは防げなかった。
すると、ベジクタシュ・サポーターからブーイングが巻き起こる。これに、ドイツ人守護神は相当ショックを受けたようだ。『Fanatik』など地元メディアが報じたところによると、なんとハーフタイムに、「僕を外してください。後半はピッチ立ちたくありません」と、シュネール・ギネシュ監督に申し出たのだという。
ハーフタイムに、ましてやGKで交代枠を無駄使いするわけにはいかない。ギネシュ監督による必死の説得の末、何とか後半もプレーすることになったのだった。
その後半は好セーブに拍手が起こる場面もあったものの、75分に同点弾を叩き込まれると、再びブーイングが巻き起こった。それだけに、香川のゴールが決まった瞬間の喜びは、ひとしおだったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
後半アディショナルタイム2分に劇的な決勝弾を奪った香川真司の活躍がクローズアップされるなか、この試合中に取った行動で話題を集めている選手がいる。GKのロリス・カリウスだ。
14分に先制ゴールを挙げたベジクタシュは、しかしその5分後に同点に追いつかれる。コンヤスポルのFWエメル・シャヒネルの放ったシュートはそれほど厳しいコースではなかったものの、カリウスは防げなかった。
すると、ベジクタシュ・サポーターからブーイングが巻き起こる。これに、ドイツ人守護神は相当ショックを受けたようだ。『Fanatik』など地元メディアが報じたところによると、なんとハーフタイムに、「僕を外してください。後半はピッチ立ちたくありません」と、シュネール・ギネシュ監督に申し出たのだという。
ハーフタイムに、ましてやGKで交代枠を無駄使いするわけにはいかない。ギネシュ監督による必死の説得の末、何とか後半もプレーすることになったのだった。
その後半は好セーブに拍手が起こる場面もあったものの、75分に同点弾を叩き込まれると、再びブーイングが巻き起こった。それだけに、香川のゴールが決まった瞬間の喜びは、ひとしおだったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部