「今までになかった!」FC東京のホーム開幕戦を盛り上げた『青赤パーク』はいったい何が凄い!? クラブの狙いは?

2019年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

新しく開かれた「青赤パーク」って何?

広々とした広場で多くのサポーターたちが楽しんだ「青赤パーク」。FC東京が『XFLAG』と手を組んだことで誕生した画期的なイベントだ。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 3月10日、J1リーグ第3節でサガン鳥栖と対戦したFC東京は2-0で勝利した。

 今シーズンのホーム開幕戦となったこの日は、初春のように暖かかったこともあり、多くのサポーターが来場。試合中、彼らは選手たちに大声援を送っていたが、そんな一戦をピッチの外で大いに盛り上げたのが「青赤パーク」だ。

 これまで「青赤横丁」として催していた同イベントは、今シーズンからユニホームの胸スポンサーとなった『XFLAG』と手を組みリニューアル。ホーム開幕戦となったこの日に初お披露目となった。

 そのイベント内容はなかなかの充実ぶりだ。フードでは新大久保を中心にローカル人気を博している「ホットク」や鉄板鶏飯、ローストビーフ丼など身も心も嬉しいラインナップで、各店舗には長蛇の列ができていた。
 
 もちろんグルメだけではない。サッカーに関するイベントも盛りだくさんだ。広場に大きく設けられたサッカーコートでは、通常の5倍のサッカーボールを使用した「モンスターボール」や小さな囲いの中で1対1を戦う「ミニサッカーブース」などが開催され、随所で熱き戦いを展開された。さらに横4m48cm x 縦2m56cmの大型ビジョンでは最新サッカーゲーム『FIFA19』を使用したファンの交流も盛んだった。

 また、グッズも様々な商品が販売され、なかでもタオルマフラーや限定ストラップなど、『XFLAG』とFC東京のコラボグッズは、同社が配信している人気スマホゲーム『モンスターストライク』のユーザーを中心に多くのファンを集めた。

 ホーム開幕戦という記念すべきこの日に活況を呈した「青赤パーク」について、取材に応じてくれたひとりの男性サポーターは、「今までになかった取り組みが感じられて良い」と饒舌に語ってくれた。

「青赤横丁の時よりも色々と充実している感じがしていい。単純なフードコートみたいな感じじゃなくて、色々と楽しめるイベントもたくさんあるしね。もちろんご飯も美味しいですよ。きっとこれならアウェーサポーターにも自慢できるんじゃないかな」

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