話題の「ゴールセレブレーション」が今季もマニアックすぎる! 東京ヴェルディの林陵平が2得点!

2019年03月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

今季初スタメンで2ゴールを奪う活躍。

金沢戦で2ゴールを奪った東京ヴェルディの林陵平。写真:徳原隆元

 3月9日のツエーゲン金沢戦(J2リーグ3節)で東京ヴェルディを救ったのが、今季初スタメンだったFW林陵平だ。

 1点ビハインドで迎えた14分、縦パスに反応すると左足を一閃して同点ゴール。さらに42分には逆転弾を奪う。クロスに対してゴール前で身体を投げ出すと、GKがファンブルしたボールを倒れ込みながら右足で押し込んだ。

 試合はそのまま2-1で終了。林は2ゴールで開幕2連敗と嫌な流れだった東京ヴェルディに、今季初勝利をもたらしたのだ。

 この林は実は、自他ともに認める「Jリーグ随一の海外サッカーマニア」。DAZNのサッカーハイライトは全て確認し、フル視聴も最低1日1試合が日課という筋金入りで、現在発売中の『ワールドサッカーダイジェスト』ではヨーロッパで注目のユニットやチームを語る新連載「欧州サッカーに無我夢中」がスタートしている。

 そんな林は昨季、得点を奪うたびに海外のマニアックなゴールセレブレーションを取り入れて話題となった。ジャン=ケビン・オギュスタン(RBライプツィヒ)をはじめ、アントワーヌ・グリエーズマン(アトレティコ・マドリー)、ブレーズ・マテュイディ(ユベントス)、アレクサンダル・ミトロビッチ(フルアム)、ロベルト・フィルミーノ(リバプール)、クシシュトフ・ピオンテク(当時ジェノア/現ミラン)、ホセ・マリア・カジェホン(ナポリ)などを模倣していたのだ。
 
 今季開幕前には「今季もたくさん用意しているんです。早くファンのみなさんの前でやりたいですね」と語っていたが、この金沢戦ではようやく披露することができた。1点目はジェラール・デウロフェウ(ワトフォード)、2点目はフランチェスコ・カプート(エンポリ)を真似。海外サッカー好きじゃない限り、名前すら聞いたこともないようなマニアックな人選だろう。

「今年は『ゴールパフォーマンス』ではなく、『ゴールセレブレーション』って言葉を浸透させたいんですよ。海外ではそうなんで(笑)。まだまだいっぱいストックあります」

 試合後には笑顔でそう語った林。これから誰のゴールセレブレーションを見せてくれるか、要注目だ。

構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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