先週末も各地で試合が行なわれた。J１は３月９日と10日に実施。仙台と敵地で対戦した神戸はアンドレス・イニエスタを起点にネットを揺らし、今季から加わったダビド・ビジャも２戦連発となるゴールを決めた。

　また、札幌のアンデルソン・ロペスが清水戦で圧巻のパフォーマンスを披露。２点目を決めた後に喜びの余りゴール裏のフェンス下へ落ちるハプニングがありながらも、１試合４得点の離れ技をやってのけた。
 
　そうした数々の鮮烈なショットをDAZNが厳選。公式ツイッターで「DAZN週間スーパーゴール！」を動画とともに発表した。
 
　先週末のゲームからピックアップされたのは６つのファインゴール。ひとつ目はアダイウトンの鮮烈なバイシクルシュートだ。０－１で迎えた大分戦の41分、川又堅碁の浮き球に反応。相手GK高木駿が一歩も動けない豪快な一撃を叩き込んだ。
 

　ふたつ目は１点目と同じゲームから選出。同点で迎えた55分に大分の後藤優介が決めたランニングボレーだ。左サイドの福森直也がゴール前にアーリークロスを入れると、後藤はペナルティエリア内へ猛然とダッシュ。ここから強烈な一撃を右足で突き刺し、チームの勝利に直結する勝ち越し点を奪った。
 
　それ以外では滝裕太（清水）のオシャレなヒールショット、神戸の古橋享梧がイニエスタの右クロスに頭で合わせたゴール、ビジャのアウトサイド弾もランクインを果たした。
 
　そうした数々の秀逸ゴールを抑え、今週のベストゴールに選ばれたのは札幌のＡ・ロペスの一発だ。３－１で迎えた65分、単騎でゴール前に持ち込んで相手のマークを２度外す。最後は左足を振り抜き、来日初となるハットトリックを完成させた。
 
　前節もＪリーガーの技に大いに酔いしれたことだろう。次は果たしてどんなゴールが生まれるのか。サポーターの度肝を抜くファインショットに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部