J王者・川崎、ACL初戦は中国王者・上海上港に0-1敗戦… 土壇場89分にPK献上、フッキ弾に沈む

2019年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

土壇場の89分、守田の腕にボールが当たってしまい…

フッキ(左)と車屋(中央)が競り合う。至る局面で球際での熾烈な争いが繰り広げられた。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグは3月6日、各地でグループリーグ1節を開催。中国・上海体育場では、中国王者の上海上港とJリーグ王者の川崎フロンターレの一戦が行なわれ、川崎は0対1で敗れた。

 川崎は、J1リーグ2節の鹿島戦からレアンドロ・ダミアンをベンチスタートとして、長谷川竜也を先発起用。それ以外は同じメンバーでスタートした。試合は序盤から川崎がボールポゼッションで上回るものの、上海上港も鋭いプレスから虎視眈々とカウンターを狙う。両者互角の攻防が展開された。

 川崎は持ち前のパスワークから長谷川や守田英正がシュートを放つがGKの好守に阻まれる。一方の上海上港もカウンターからフッキが強烈なシュートを放ったが、GKチョン・ソンリョンが好守で凌ぐ。前半はともにチャンスを活かせず、0-0で終了した。

 後半も両者互いに譲らぬ白熱の攻防が展開される。上海上港がエウケソンのヘディングシュートのこぼれ球にフッキが飛び込むもゴールポストを直撃。一方の川崎は長谷川がヘディングシュートで狙うも惜しくも枠を外してしまう。

 そして終盤の89分、ついに均衡が破れる。相手の突破を阻もうとエリア内でスライディングをした守田の腕にボールが当たってしまい、PKを献上してしまう。これをフッキに決められ、川崎は先制点を許した。

 結局、この1点が決勝点となり、川崎はACL初戦を0-1で落とした。次節、川崎はホームでシドニーFCと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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