「レジェンド」もストレスには勝てず… ファン・バステンが監督辞任、自らアシスタントに降格

2014年09月17日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

「監督の仕事は心身に問題をもたらす」

自ら監督の座を辞し、アシスタントコーチに降格したファン・バステン。かつてミランやオランダ代表で大活躍した伝説的なストライカーだが、監督の仕事はストレスが大きかったという。

 オランダ・リーグ1部AZのマルコ・ファン・バステン監督は9月16日、記者会見を開き、辞任を表明した。今後はアシスタントコーチとして、自らの助監督から昇格したデニス・ハール監督を支える意向を明らかにした。
 
「監督の仕事は私に肉体的、心理的問題をもたらす。困難な選択だったが、自分自身とクラブに対して正直な決断を下した。クラブ首脳と話し合って、自ら一歩引くことを決めた。今後はアシスタントコーチとして若手を中心にサポートしていきたい。裏方の仕事だがそれが私には合っている」
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事