鳥栖スペイン人指揮官、J1デビューの17歳MF松岡大起を大絶賛!! 「代表監督も彼の名前を頭に焼き付けたと思う」

2019年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

デビュー戦でフル出場の17歳に「いちばん素晴らしかった」と賛辞を贈る

神戸戦でJリーグ初出場を飾った鳥栖の松岡。FC東京の久保建英と同世代の17歳だ。写真:徳原隆元

[J1リーグ2節]神戸1-0鳥栖/3月2日/ノエスタ

 鳥栖のスペイン人指揮官がJ1初出場を先発で飾った17歳を大絶賛している。

 試合は、神戸の元スペイン代表FW、ダビド・ビジャにJリーグ初得点となるゴールを決められ0-1で惜敗。鳥栖のルイス・カレーラス監督はフラッシュインタビューで、「自分たちは負けにふさわしくないと思った」と、しばしピッチサイドで茫然と立ち尽くした時の心境を明かした。

 しかし、この日プロ初出場を先発で飾った17歳のMF松岡大起に水を向けられるとニヤリ。「いちばん素晴らしかったと思う」と語った後、そのパフォーマンスを絶賛するコメントを残した。
「すべてにおいてよかった。1対1でもプレッシャーをかけるところでも落ち着いてプレーしていたし、それも(神戸という)難しい相手に対して、怖気づくことなくプレーできていたのは凄いと思った」

 松岡はFC東京の久保建英と同じ2001年生まれのパリ五輪世代で、17歳の高校3年生。昨年に続いて2種登録された期待の有望株だ。鳥栖U-18ではボランチを務める松岡だが神戸戦ではトップ下で先発すると、金崎夢生からのパスを受けて素早い反転からチームの初シュートを放つなど、溌溂としたプレーを見せた。

 さらにカレーラス監督は、自らがデビューさせた愛弟子を代表チームにも推薦。「もう彼の名前は代表の監督もしっかり聞いたと思います。『ダイキ・マツオカ』という名前を頭にしっかり焼き付けていただけたと信じています」と語り、教え子のポテンシャルに太鼓判を押して、早期の代表入りを望んでいるようだった。
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