ワンツーで抜け出し角度のないところからシュート!
カタール移籍後、初ゴールを決めた中島。チームの司令塔として躍動した。写真はカタール・デビューしたアル・サイリア戦より。 写真提供:コネクト株式会社
現地時間2月28日、アル・ドゥハイルの中島翔哉は、カタール・リーグ第18節、アル・アハリ・ドーハ戦に先発出場した。
これまでの4-4-2でなく、3-4-2-1の布陣を選択したホームチームで、中島は従来の左サイドハーフではなく、トップ下左に入った。
試合は前半からアル・ドゥハイルのペースで進む。ワントップに入ったモハメド・ムンタリ、左の中島、右のジュニオールは3人のポジションを自由に入れ替え、中島は攻撃面の司令塔として躍動。12分にはエジミウソン、14分には中島がDFの裏に飛び出してシュートを放つが、GKに阻まれた。
先制点はセットプレーから生まれた。20分、エリア右手前でFKを獲得したアル・ドゥハイルは、右WBのムラード・ナージー・フセインのクロスに、メディ・ベナティアが、右足のジャンピングボレーで合わせてゴール。中島と同時期に加入したモロッコ代表DFの移籍後初ゴールで、チームに勢いが生まれる。
さらに攻撃の手を緩めないホームチームは38分、エジミウソンの絶妙なスルーパスにムンタリが反応。DFをかわした後、1対1となり、GKの動きを冷静に見極めながらゴールに蹴り込んだ。
これまでの4-4-2でなく、3-4-2-1の布陣を選択したホームチームで、中島は従来の左サイドハーフではなく、トップ下左に入った。
試合は前半からアル・ドゥハイルのペースで進む。ワントップに入ったモハメド・ムンタリ、左の中島、右のジュニオールは3人のポジションを自由に入れ替え、中島は攻撃面の司令塔として躍動。12分にはエジミウソン、14分には中島がDFの裏に飛び出してシュートを放つが、GKに阻まれた。
先制点はセットプレーから生まれた。20分、エリア右手前でFKを獲得したアル・ドゥハイルは、右WBのムラード・ナージー・フセインのクロスに、メディ・ベナティアが、右足のジャンピングボレーで合わせてゴール。中島と同時期に加入したモロッコ代表DFの移籍後初ゴールで、チームに勢いが生まれる。
さらに攻撃の手を緩めないホームチームは38分、エジミウソンの絶妙なスルーパスにムンタリが反応。DFをかわした後、1対1となり、GKの動きを冷静に見極めながらゴールに蹴り込んだ。
前半で2点のリードを得たアル・ドゥハイル。後半も攻勢を続けて迎えた52分、3点目が生まれた。
サイドを駆け上がった右SBのハッサム・アルラウィからエリア右手前でパスを受けた中島。すかさずムンタリとのワンツーで、DFを背負いながらも裏に抜け出し、角度のないところから右足でシュート。抑えた弾道を描いた鋭いシュートは、綺麗にネットに突き刺さった。
移籍後初ゴールを決めた中島は、トレードマークの笑顔で仲間と喜び合った。その姿に現地TV局のレポーターは、「この試合で、新加入ふたりのキレイなデュオによるゴールが生まれた! ナイスシュート!」と称えている。
3-0とリードを広げたホームチームは、その後も試合を支配し、69、80、88分とゴールを重ねる。守備面ではベナティアが最終ラインを引き締め、アウェーチームの得点を許さずに6-0で試合終了。中島はフル出場で勝利に貢献した。
アル・ドゥハイルはこれで勝点3を重ね、リーグ2位を維持。3月5日には、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ初戦で、イランのエステグラルと対戦する。
新たなチームでも少しずつその実力を示し、加入3戦目でゴールという結果を残した中島。今年から指揮を執るルイ・ファリアの下、新チームも徐々に形になりつつあるといえそうだ。