「オスカーの夜が始まった」 疑惑のPKでレバンテを下したR・マドリーに、アトレティコが皮肉のツイート!

2019年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

地元紙アンケートでも76%が「PKではなかった」と回答。

クリアに失敗したドゥクレ(右)の右足は、ただ空を切っているようにしか見えなかったが…。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは2月24日、ラ・リーガ第25節でレバンテに2-1と勝利した。今節勝利した首位バルセロナや2位アトレティコ・マドリーに続いている。

 カリム・ベンゼマのゴールで先制しながらも追いつかれたマドリーは、78分にカゼミーロがシェイク・ドゥクレに倒されてPKを獲得。ガレス・ベイルがこれを決めて勝ち越し、逃げ切った。

 ドゥクレとカゼミーロの間に接触があったかは、映像で確認してもかなり微妙なところで、試合後はマドリーに対するPKのジャッジが正しかったのか論争となった。

 スペイン紙『Marca』によると、レバンテの一部観客は、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が座るスタンドに向けて、拍手と「フロレンティーノ、フロレンティーノ」のチャントを送ったという。もちろん、皮肉の意味でだろう。
 
 また、マドリーのライバルであるアトレティコは、ツイッターの公式アカウントで、この日のアカデミー賞授賞式にかけて、「オスカーの夜が見事に始まった」と皮肉った。

 これに対してマドリーDFのダニエル・カルバハルは、「『デシマとウンデシマの魂』をお勧めする。僕はDVDで持っているよ!」とコメント。決勝でアトレティコを下してチャンピオンズ・リーグを制したことを持ち出し、"反論"している。

『Marca』紙によると、元主審のアンドゥハル・オリベルは『Radio MARCA』で「接触はまったくなかった」と、PKの判定は間違えていたと指摘。『Marca』紙のアンケートでも、13万人を上回るユーザーのうち、76%と大多数が「PKではなかった」と回答している。

 有利な判定に恵まれたとの指摘もあるマドリーは、27日のコパ・デル・レイ準決勝第2レグ、そして3月2日のラ・リーガ26節と2試合続けて、宿敵バルサとのクラシコに臨む。

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