6年ぶりにJ1復帰の大分、アジア王者の鹿島に開幕戦で勝利!FW藤本憲明が2ゴール!

2019年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

いったんは鹿島に追いつかれるも…

藤本が敵地での開幕戦で2ゴールを挙げた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは2月23日、各地で開幕戦の8試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対大分トリニータの一戦が行なわれ、大分が2対1で勝利を飾った。

 試合は6年ぶりのJ1復帰となった大分が先制。18分に中盤のパス回しからパスを受けた藤本憲明が、エリア内左の難しい位置から左足を振り抜き、ネットを揺らす。大分が1対0とリードする。

 大分は再三、鹿島最終ラインの裏を狙い、チャンスを創出。昨季のアジア王者を相手に堂々たるパフォーマンスを見せる。

 しかし、前半を1点ビハインドで折り返した鹿島はすぐさま反撃。セットプレーから犬飼智也が頭で落としたボールを今季加入した伊藤翔が蹴り込み、同点に追いつく。

 それでも後手に回ることなく攻め続けた大分。69分にはカウンターから途中出場のオナイウ阿道が抜け出し、ゴール前に入り込んだ藤本にラストパス。これを藤本が落ち着いて右足で沈め、大分が再びリードを奪う。

 その後、大分は鹿島の反撃を抑え込み、2対1のスコアのままタイムアップ。アジア王者を相手に敵地で、6年ぶりのJ1初戦を勝利で飾った。
 
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