「ラブリーな選手だ!」「最も才能あるひとり」名将ペップが褒めちぎったのはデ・ブルイネでもアグエロでもなく…

2019年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼を見られて私はとてもラッキーな奴だ」と語った選手は?

名将グアルディオラが笑顔で語ったのは、お気に入り選手への絶賛の言葉だった。 (C) Getty Images

 現代サッカー界屈指の名将は、ポルトガルが生んだ天才MFに夢中だ。

 現地時間2月19日、英紙『Manchester Evening News』は、マンチェスター・シティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラが、ベルナルド・シウバを絶賛したことを報じた。

 プレミアリーグ連覇を目指し、現在タイトルレースのトップに立っているシティにおいて、B・シウバの存在は希有だ。2017年の夏に移籍金4300万ポンド(約62億2000万円)でモナコから移籍して以来、自身のポテンシャルをいかんなく発揮してきた。

 ケビン・デ・ブルイネが怪我で出遅れた今シーズンは、開幕からメインポジションのサイドハーフやウイングだけでなく、インサイドハーフとしてプレー。その的確かつ迅速化したパスとビジョンで、公式戦34試合8ゴール・7アシストの戦績を残し、リーグ最多の74得点を叩き出しているチームの屋台骨を支えている。

 現在24歳とまだまだ伸びしろを感じさせるポルトガル代表MFを一昨年に引き抜いたグアルディオラは、そのパフォーマンスを手放しで称賛する。同紙の取材において、「なぜ、B・シウバが必要なのか?」という問いに次のように返答した。
 

「全てを持っているし、愛すべき選手だよ。仮にたった5分しかプレーできなくても、決して嫌な顔はしない。我がチームで最も愛されている子だね。自分が見てきたなかで最も才能ある選手のひとりさ。3つか4つのポジションでプレーできる。彼は自分が良いプレーができない時がある。だけど、一番走るんだよ。3試合連続で最高レベルのプレーはできない。だが、走ることはできるんだ」

 B・シウバの献身的なプレースタイルを称えたグアルディオラ。珍しく饒舌に話を続けている。

「今シーズンのプレミアリーグで最高の選手の2人か3人に入っているだろうね。アシスト、ゴール、セレブレーション……ベルナルドは私のような監督にとっての喜びだ。彼をチームに持つことができ、そして、練習と試合で彼を楽しむことができて、私はとんでもなくラッキーな奴だよ。ポルトガルも彼がいてくれて幸運なはずさ。彼はラブリーな選手さ。私は大好きだね」

 シティは、現地時間2月20日に敵地フェルティンス・アレーナで、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦第1レグのシャルケと戦う。その一戦ではグアルディオラが溺愛するB・シウバのパフォーマンスに注目したい。
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