「すべて僕のせいだ」 批判浴びるマルセロ、今季がマドリーでのラストシーズンか?

2019年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ幹部に夏の移籍を直談判?

2007年に入団したマルセロ、ついにマドリーを退団か? (C)Getty Images

 盟友クリスチアーノ・ロナウドが去った今季、マルセロはレアル・マドリーに加入してからもっとも苦しいシーズンを過ごしていると言えるかもしれない。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)3連覇の立役者のひとりで、近年のマドリーを支えてきた不動の左SBだが、今季はパフォーマンスの不調を批判されてきた。

 最近ではラ・リーガで5試合連続で先発から外れ、22歳の若手セルヒオ・レギロンに出場機会を奪われた。追い打ちをかけるように、スタメン復帰した2月17日の前節ジローナ戦では、ホームにもかかわらず1-2とチームはまさかの黒星を喫している。

 マルセロが先発出場した直近のリーガ8試合で、マドリーが1勝1分け6敗と惨たんたる成績なのに対し、レギロンがスタメンだった8試合は8戦全勝だと指摘する声も上がった。
 
 これに対しSNSで、「すべて僕のせいだ」とコメントしていたマルセロだが、相次ぐ批判にストレスをため込んでいるのかもしれない。スペイン『Cope』の報道として『As』紙が伝えたところによると、マルセロは18日にクラブ幹部のホセ・アンヘル・サンチェスに話し合いの場を求めたという。

 報道によれば、マルセロはサンチェスと約1時間にわたって話したとのこと。そこで批判を浴びている現状への不満を伝えるとともに、今後も状況が改善されなければ、夏の移籍も検討する考えを明かしたそうだ。

 C・ロナウドが移籍したユベントスからの関心も噂されるマルセロ。先日、母国ブラジルのメディアで、ユーベを称賛しながらも「自分はマドリーにいる」と話した背番号12だが、同時に「マドリーが自分を望まない日が来たら、悲しいけど去る」とも口にしている。

 2007年からマドリーでプレーしてきたマルセロだが、今季が白い巨人でのラストシーズンとなるのか。今後の進展が注目される。

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