ゼロックス杯でさっそく爆発!川崎の新助っ人L・ダミアンが名刺代わりの先制弾

2019年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴール前のこぼれ球に素早く反応して左足を一閃!

期待の新助っ人L・ダミアンが早速結果を残した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 昨シーズンのリーグ王者・川崎フロンターレと天皇杯覇者・浦和レッズが対戦する富士ゼロックス・スーパーカップが、13時35分にキックオフされた。
 
 両チームともに注目の新戦力がスタメン出場。川崎は元ブラジル代表のレアンドロ・ダミアン、一方の浦和は杉本健勇が先発に名を連ねた。
 
 試合は立ち上がりから川崎がボールを回してチャンスをうかがい、浦和は守備を固めてカウンターを狙う構図となる。
 
 川崎は徐々に攻勢を強め、29分にはL・ダミアンが強引にゴール前に持ち込んで横パスを出し、エリア内で小林悠がシュート。これは上へ外れた。直後のセットプレーでは、中村憲剛のクロスを車屋紳太郎が落とし、最後は谷口彰悟が詰めたが、オフサイドの判定でゴールならず。さらに37分にも小林のクロスをL・ダミアンが頭で合わせてネットを揺らすも、再びオフサイドを取られた。
 
 一方の浦和は時折カウンターやセットプレーでチャンスを作ったが、決定機に持ち込むまでには至らない。そのまま前半は0-0で終了した。
 
 後半に入ると浦和が杉本に代えてアンドリュー・ナバウト、エヴェルトンに代えて阿部勇樹を投入。一気に二枚を入れ替えて戦況を動かしにかかる。
 
 しかし、先制したのは川崎だった。52分、左からのクロスをL・ダミアンが頭で落とすと、中村を経由して再びL・ダミアンの元へ。元ブラジル代表FWは、このボールをダイレクトボレーで合わせ、浦和ゴールを射抜いた。

 結局、このゴールが決勝点になり、川崎が1-0で浦和を撃破。2019年シーズン初のタイトルマッチを制した。
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