「そうじゃないといったらウソになる」 S・ラモスが故意にイエローカードを? 2試合出場停止の恐れも…

2019年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

その後ツイッターで「わざとじゃない」と釈明。

アヤックス戦の終了間際にイエローカードを受け、次戦出場停止となったS・ラモス。これが意図的なら2試合の出場停止となるが、はたして…。(C)Getty Images

 レアル・マドリーは2月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1レグで、アヤックスに敵地で2-1と勝利し、ベスト8進出を引き寄せた。

 クラブでの公式戦600試合出場というメモリアルゲームを白星で飾った主将のセルヒオ・ラモスは、90分にイエローカードをもらい、累積警告によりサンティアゴ・ベルナベウで3月5日に行なわれる第2レグに出場できなくなった。

 S・ラモスは87分のマルコ・アセンシオのゴールで勝ち越して迎えた90分、センターサークルでキャスパー・ドルベアを倒し、イエローカードをもらっている。
 
 試合後、このカードが議論を呼んだ。S・ラモス自身がミックスゾーンで「意図的にもらった」と示唆したからだ。第2レグで累積警告を消化すれば、準々決勝第1レグの出場が確実になる。

 スペイン紙『Marca』によると、S・ラモスは意図的だったのかと問われ、「そうじゃないと言ったらウソになる。頭にはあったことだ」と、故意にカードをもらった可能性を否定しなかった。

「相手を軽んじたり、勝負が決まったと考えているとかじゃない。サッカーでは難しい決断をしなければいけないことがある。そして僕はこう決めたんだ」

 先を見据えて故意にカードをもらったのであれば、S・ラモスは2試合の出場停止処分を科される恐れがある。それが理由かどうかは定かではないが、S・ラモスはその後ツイッターで、「きょうのベストは結果。ワーストは第2レグで仲間とプレーできないことだ」と釈明した。

「はっきりしておきたいけど、だれよりも(第2レグで出場停止となることを)辛く思っているし、わざとカードをもらいにいったりはしていない。準々決勝に出られることを願いつつ、スタンドからファンのようにサポートする。万歳、マドリー」

 もちろん、第2レグでマドリーが逆転敗退という結果に終わる可能性もあるが…いずれにしても、S・ラモスの発言が影響を及ぼすことはあるのか、今後が注目される。

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