ロンドン五輪代表の29歳DFが現役を引退… 北九州退団の村松大輔「これから第2の人生に向かって」

2019年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場せずもA代表招集歴もあり

2018年は北九州に所属した村松は26試合・1得点という成績を残したが、スパイクを脱ぐ決断を下した。写真:サッカーダイジェスト

 J3のギラヴァンツ北九州は2月9日、2018シーズン終了後にクラブを退団していたDF村松大輔が同シーズンをもって現役を引退することを発表した。2012年に4強入りを果たしたロンドン五輪代表のメンバーでもあった村松だが、29歳での引退を決意した。

 スピードと1対1の粘り強さを武器にとりわけ守備面で強みを発揮してきた村松は、中山雅史や長谷部誠らを輩出した名門・藤枝東高を卒業後、2008年にJFLのHonda FCに加入。翌年には当時J2の湘南ベルマーレに移籍し、50試合に出場してJ1昇格に大きく貢献した。さらに10年にはアジアカップ最終予選でA代表に初招集されたが、体調不良により出場は叶わなかった。

 翌11年に清水エスパルスに移籍し、守備のユーティリティプレーヤーとして大いに存在感を発揮すると、12年にはロンドン五輪代表入りを果たす。その後は徳島や神戸でもプレーし、昨季はJ3の北九州に新天地を求め、26試合・1得点という成績を残していた。
 
 村松のJリーガーとしての通算成績は、J1リーグで146試合・7得点。J2リーグ50試合・0得点。J3リーグ26試合・1得点。

 村松はクラブを通じて、以下のコメントを残している。
「この度2018シーズンをもって引退することを決断しました。熱く応援してくださった、ギラヴァンツのサポーター、スタッフの方々には感謝しかありません。これから第2の人生に向かって頑張っていこうと思います。応援ありがとうございました」
 
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