「絹のような繊細な技術」FIFAが堂安律をアジア杯で輝いたブレイクプレーヤーの一人にセレクト!

2019年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

カタールのエース、アルモエズ・アリら5人を選出

堂安がFIFAが選出するブレイクプレーヤーのひとりとして紹介された。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 FIFA(国際サッカー連盟)は2月7日、「アジアカップでブレイクしたスターたち」と題して、アジアカップで輝いた5人の新星を紹介している。


 カタールの優勝で閉幕したアジアカップから1週間、FIFAもこの大会を総括する記事をいくつか出しているが、今回は輝きを放った若手にスポットを当てて大会を振り返っている。「多くの代表チームが2022年のカタール・ワールドカップに向けてチームを構築しているなか、1月のUAEでは若いタレントに事欠かなかった」とした。

 そして、ブレイクスターとして選出された5人のなかには、日本代表から堂安律が選ばれた。「かみそりのように鋭い堂安律は日本の未来のスターとして称賛されてきた。UAEではそれが今まさに実現されていることが証明された」との評価を受けた堂安は、アジアカップでは2得点の結果を残している。FIFAは「まだ20歳ながら、絹のような繊細な技術を持つ堂安は、トルクメニスタンとの初戦でネットを揺らし、その後のベトナム戦ではサムライブルーを準決勝に導くペナルティキックを冷静に沈めた」とその活躍ぶりを称えている。
 
 堂安のほかには、9ゴールを挙げて得点王を獲得したカタールのエースストライカー、アルモエズ・アリが選ばれたほか、オーストラリアのポイントゲッターであるクリス・イコノミディス、日本戦でも鮮烈なゴールを決めたFWエルドル・ショムロドフ、韓国の"怪物CB"と評されるキム・ミンジェがピックアップされた。

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