「愚か者の言うことには興味がない」 レバンドフスキがクラブOBの批判を一蹴! 全得点に絡んで8強進出に貢献

2019年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハマンが戦術を分かってるとは思えない」

全得点に絡み、ヘルタ戦の勝利に貢献したレバンドフスキ(右)。(C)Getty Images

 2月6日のDFBカップ3回戦で、バイエルンは延長戦の末にヘルタ・ベルリンを3-2と沈め、ベスト8に駒を進めた。キングスレー・コマンの決勝点をアシストするなど、3得点すべてに絡む活躍を見せたのが、エースのロベルト・レバンドフスキだ。

 バイエルンは2日のブンデスリーガ第20節でレバークーゼンに1-3と敗れた。首位ドルトムントが引き分けただけに、勝点差を縮めるチャンスだったが、逆に7ポイント差とされたうえに、ボルシアMGに勝点で並ばれて3位に転落。痛い黒星となった。

 レバークーゼンに敗れた際、バイエルンOBのディトマール・ハマンは、「レバンドフスキがチームの問題になりつつある」と批判した。だが、この日のレバンドフスキはそれを一蹴したかたちだ。
 
『ESPN』によると、レバンドフスキは試合後に「僕はいつも自分の仕事に集中している。カップ戦はいつだって難しいものだ」とコメント。「僕らは勝った。他人が自分のことをなんと言おうが、興味ないね」と、ハマンに反論している。

「まったくの愚か者の言うことであればなおさらだ。(ハマンが)戦術を分かっているとは思えない」

 レバンドフスキは、「本当に僕らはよく戦った。ふたたび良い道に戻る吉兆となるかもしれない」と、追いつかれて延長戦に持ち込まれながらも白星をもぎ取り、ラウンド突破を果たしたことを喜んだ。

「ここで勝ち上がったのは、自信という点でも大きいよ」

 2週間後には、リバプールとの対戦(チャンピオンズ・リーグ)も控えている。プレミアリーグで優勝争いを演じる強敵との大一番、今シーズンのCLで8ゴールと得点ランクの首位に立つレバンドフスキには大きな期待が寄せられる。

 ただ、まずはブンデスリーガでドルトムントに重圧をかけていかなければならない。バイエルンは9日の次節でシャルケをホームに迎える。

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