アザールがマドリー行きを「決めた」!? フランス・メディアがチェルシーに「移籍を志願する」と報道

2019年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨夏のクルトワに続くマドリー入りなるか?

以前からマドリー好きを公言してきたアザールは、ついにチェルシーに移籍を志願したようだ。 (C) Getty Images

 昨夏のティボー・クルトワに続き、来夏もチェルシーは主力をレアル・マドリーに売却することになるのだろうか。エデン・アザールがフランスのメディアで、自身の去就について決断したと明かした。

 チェルシーとの契約が2020年6月までとあり、今シーズン終了後の身の振り方が注目されているアザール。マドリーでプレーすることが「夢」と公言してきたベルギー代表MFは、フランスのラジオ局『RMC』で、「自分がどうするかは分かっている。決めたんだ」と語った。

 その内容を伝えた英紙『Telegraph』によると、インタビューは2か月前に収録されたものだが、アザールはすぐに公にならないことも見越していたという。同紙は、選手の友人たちはアザールがすでに心を決めていると確信していると伝えた。

 また、『Telegraph』は、アザールとチェルシーの契約延長交渉に進展はなく、選手は移籍する考えをクラブにまだ伝えていないものの、これから移籍を志願する見込みだとも報じている。
 
 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は先日、アザールについて「28歳の彼が望むのであれば、行くべきだと思う。もちろん私はそうならないことを願っているが」とコメント。アザール退団も覚悟していることを感じさせた。

 もちろん、移籍成立には両クラブの合意が必要だ。だが、アザールがマドリーに移籍するとなれば、大きな影響を与えることは間違いない。マドリーからチェルシーにレンタル中のマテオ・コバチッチの完全移籍や、1月にバイエルンへの移籍を志願したカラム・ハドソン=オドイの去就も注目だ。

 そして、アザール売却で多額の移籍金を手にするチェルシーだけに、代役の獲得に動くことも予想される。すでにドルトムントからクリスティアン・プリシッチを手に入れているが、『Telegraph』はバルセロナのフィリッペ・コウチーニョがターゲットになり得ると報じた。

 アザールは1年遅れで念願の"銀河系軍団"の仲間入りを果たすのか。今後の進展が注目される。

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