「カガワ旋風だ!」「スターとして輝く」 2ゴールの鮮烈デビューを飾った香川真司にトルコ紙も熱狂!

2019年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「長い歴史において破られることないスタート」

デビュー戦で2ゴールを決めて最高のアピールに成功した香川。そんな日本代表MFに、地元メディアは賛辞を惜しまなかった。 (C) Getty Images

 文字通りのド派手なデビューだ!

 現地時間2月3日、トルコのシュペル・リギ第20節が行なわれ、敵地でアンタルヤスポルと対戦したベジクタシュは6-2の快勝を収めた。

 この試合で出色のパフォーマンスを披露したのは、先月31日にドルトムントからベジクタシュに加入した日本代表MFの香川真司だった。

 2月1日に合流したばかりとあって、先発メンバーにこそ入れなかったものの、ベンチから戦況を見守った香川は、チームが3点をリードした81分にアダム・リャイッチに代わってピッチへ送り出されると、わずか10秒足らずで結果を残す。

 左サイドからのボールを敵陣中央で受けると、ゴールに向かってドリブル突破。最後は跨ぎフェイントから右足を振り抜いてゴールネットを揺らしたのだ。

 ファーストタッチで挨拶代わりのゴールを奪った香川の勢いは止まらない。84分には、相手ゴール前で得たFKを直接沈めてみせた。

 わずか3分間で2ゴールという華々しいデビューを飾った香川。当然、地元メディアでも"カガワ・フィーバー"が起きている。

 トルコ全国紙『Milliyet』が、「シンジ・カガワがスターとしての輝きを放った」と絶賛すれば、トルコ・メディアの『Gozlem』は、「シンジ・カガワ旋風! ベジクタシュが獲得した日本人のニュースターは、猛烈な勢いで信じられないほどのゴールを決めた」と褒めちぎった。

 極めつけは、トルコ紙の『Fanatik』だ。「ベジクタシュでの素晴らしいスタートだ」と香川のデビュー戦の内容を絶賛した同紙は、次のように綴っている。

「ベジクタシュは、勝者とサインを交わしたようだ。彼らのニュースターであるシンジ・カガワは、ピッチに投入されてからわずか15秒足らずで挨拶代わりのゴールを決めた。これは今後、長い歴史において破られることないスタートだろう」

 これ以上ない圧巻のデビューを飾った香川。9日に行なわれる次節のブルサスポル戦はホームゲームだけに、大きな歓迎を受けることになりそうだ。

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