「格が違う!」「明るい未来が見えた」今冬にチェルシー移籍のイグアインが圧巻の2ゴール! 辛口指揮官も饒舌に…

2019年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミア初ゴールを含む2点を奪ったイグアインを英メディアも激賞

公式戦2試合連続で不発に終わっていたイグアインだったが、3戦目にして待望のゴールをゲット。ホームのファンの眼前で大きな仕事をやってのけた。 (C) Getty Images

 ブルーズ(チェルシーの愛称)期待の新エースが圧巻のパフォーマンスを披露した。

 現地時間2月2日、プレミアリーグ第25節が行なわれ、本拠地スタンフォード・ブリッジにハダースフィールドを迎えたチェルシーが5-0と圧勝した。

 この試合で出色のパフォーマンスを披露したのは、今冬の移籍市場でユベントスから電撃加入していたアルゼンチン代表FWのゴンサロ・イグアインだ。

 公式戦3試合連続で3トップのセンターとして先発起用されたイグアインは、この日も序盤から積極的にゴールヘ向かう動きを見せると、16分にボックス右手前からエヌゴロ・カンテがアウトサイドで出したパスにエリア内で反応。最後は豪快にゴールへと蹴り込んで待望の移籍後初ゴールを記録した。

 そしてチームが46分と66分にエデン・アザールのゴールで差を広げた直後の69分にも、イグアインはゴラッソを決める。今度はボックス手前でカンテが落としたボールをダイレクトでシュート。これがゴール右上に突き刺さったのだ。
 
 最後まで攻めの意識を貫き、ゴールというストライカーとしてはこれ以上ない結果も出したイグアインに対しては、試合後、スタンフォード・ブリッジのチェルシー・サポーターから万雷の拍手が送られた。

 当然メディアも、イグアインの殊勝なパフォーマンスを絶賛。英紙『Evening Standard』は、「イグアインはやはり格の違った」と銘打ったマッチサマリー内で次のように綴った。

「イグアインが初ゴールを決めた時、スタンフォード・ブリッジには歓声と安堵が入り混じっていた。移籍してからの過去2試合での彼はプレッシャーからか動きが固かったが、この日はその力をまざまざと見せつけてファンの不安を一掃。この先の明るい未来を予感させた」

 今シーズンは、アルバロ・モラタ(1月にアトレティコ・マドリーへ移籍)とオリビエ・ジルーが揃って不発に終わり、頼りになるCFの不在に悩まされてきたチェルシー。それだけにチームにとっても、新エースの2ゴールは頼もしい限りだ。普段は辛口で知られる指揮官のマウリツィオ・サッリは、試合後に英公共放送「BBC」のインタビューで喜びのコメントを残している。

「イグアインは間違いなく進歩している。移籍した当初は腰痛の問題でトップコンディションではなかったが、状態は上がってきているね。彼は偉大な選手だし、エデン・アザールとプレーする最適な選手さ」

 今節の大勝で暫定ながら順位を4位に上げたチェルシーは、次節に敵地でマンチェスター・シティと対戦する。この大一番でもイグアインは圧巻のゴールショーを披露できるのか。一挙手一投足が注目される。

次ページ【動画】イグアインが圧巻ゴラッソ2発でチェルシーの大勝に貢献!

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