「若手の有望さよ」「Jリーグから底上げしていかないと…」アジア大会、準優勝。森保Jの激闘をファンはどう見た?|アジア杯

2019年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝の”完敗”を惜しみ、若手の台頭を喜ぶ

表彰式で銀メダルを授与される選手たち。拭いきれない悔しさは彼らが最も感じているはずだ。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップ決勝の日本代表対カタール代表がUAE・アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで2月1日に行なわれた。

 この試合で日本は、大会得点王となったアルモエズ・アリの活躍などで3点を奪われ、南野拓実が1点返したものの、敗れた。

 18年に森保体制がスタートしてから初の黒星を喫し、優勝を目指していたアジアカップは準優勝に終わった。1か月に渡るこのチームの戦い、そして敗北をサポーターはどう見たのか。

 今大会、森保ジャパンは決して楽に決勝まで勝ち上がってきたわけではなかった。初戦のトルクメニスタン戦の辛勝から始まり、決勝トーナメントも薄氷の勝利で勝ち進み、準決勝のイラン戦のように"完勝"といえる試合は少なかった。

 ファンの間では、決勝で敗れたことについて残念がる声が多く見られた。しかし、準優勝した新生・日本代表を称えるものも多い。特に、ロシア・ワールドカップから様変わりし、20歳の堂安律、冨安健洋ら若手を擁するチームの健闘に拍手を送る声が目立っている。

「今日の負けは残念だったけど、このアジアカップで今の代表チームが大好きになりました」
「日本代表、負けたね。カタールが強かった。アジアカップの準優勝いいじゃないか!今回の試合で見つかった問題点を修正、良い点を伸ばしていったら世界で戦える力はある!」
「南野、堂安、遠藤、冨安の若手組めちゃめちゃ将来有望だし、今回離脱したけど中島もいるし、収穫はすごい」

 そして、決勝の先発メンバーが全員海外組であったことことから、Jリーガーや若手選手の奮起を期待する声も多くある。

「Jリーグも頑張らないと。Jリーグから底上げしていかないと…」
「怪我人が多すぎて、選手層の薄さがキツかったね」
「誰が出てもベストメンバーって言われるくらいに選手層を厚くしないと。交代が遅いのは、昔から言われてる交代カードを切れない状態なのかもしれない」

次ページ不参加だった昌子、中島、守田らへ期待も

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事