【日本1-3カタール|採点&寸評】大黒柱の吉田が3失点に絡む誤算…南野は奮闘するも悔しすぎる敗戦に

2019年02月02日 本田健介(サッカーダイジェスト)

吉田はハンドでPKを献上

【警告】日本=柴崎(20分)、吉田(82分)、酒井(86分) カタール=アフィフ(83分)、コレイア(90+3分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アクラム・アフィフ(カタール)

[アジアカップ・決勝]日本 1-3 カタール/2月1日/ザイード・スポーツシティ・スタジアム
 
【日本代表・総評】

遠藤不在の影響か、この日は中盤のバランスが悪く27分までに2失点。攻撃もどこかチグハグで、68分には1点を返したものの、83分にPKで突き放されて力尽きた。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 5.5
12分には左手を精一杯伸ばしたが、アリのシュートを弾き出せず。27分には相手のコントロールショットの前に2点目を失う。83分のPKも止められなかった。
 
DF
5 長友佑都 5.5
前半に何度か原口との連係で左サイドから崩しにかかるが奏功せず。守備でもスピードのある相手のアタッカー陣に手を焼いた。

16 冨安健洋 5.5
準決勝のイラン戦は出色の出来だったが、カタールの勢いに押されたか。この日は対応が遅れる場面があった。
 
19 酒井宏樹 5
イラン戦で右足を痛めた影響か、ボールコントロールが乱れた。攻め上がった際のクロスの質も高くなかった。
 
22 吉田麻也 4
12分に相手のエース・アリへの対応が甘くなり、オーバーヘッドでゴールを決められると、25分にも目の前でシュートを放たれて失点。不運だったとはいえ、81分にはVARでハンドを取られ、PKを与えてしまった。

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