【神戸】ビジャ、イニエスタ、ポドルスキが先発も... アメリカツアー中でベラを擁するロサンゼルスFCに1-4で敗戦

2019年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

初瀬亮が一矢報いる直接FKを決めたが…

ビジャは最前線で先発出場。キレのある動きで決定機にも絡んだが、ネットを揺らすまでには至らなかった。(C) REUTERS/AFLO

 2月1日、アメリカ遠征を行なっているヴィッセル神戸はバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムでロサンゼルスFCとプレシーズンマッチを行なった。
 
 1月29日に行なったコロンバス・クルーとの一戦を0-0で終えた神戸は、今季2度目の対外試合にアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャの元スペイン代表コンビと元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを前回の試合に続いて先発で起用。GKに前川黛也、最終ラインは左から橋本和、那須大亮、渡部博文、藤谷壮。中盤の底は山口蛍、インサイドハーフに三田啓貴とイニエスタが入った。そして、シャドーには田中順也とポドルスキ、最前線にビジャとなった。
 
 神戸は序盤からロサンゼルスFCにボールを支配される。中盤でリズム良くパスをつながれ、元メキシコ代表のカルロス・ベラなどにゴールを脅かされた。それでも時間の経過とともにボールを回せるようになり、23分にビジャがペナルティエリア内でシュート。これは惜しくも相手DFに当たり、枠を捉え切れなかった。
 
 ペースを掴んだように見えた神戸だが、33分に一瞬の隙を突かれる。高い位置でボールを受けたベラに、カットインから得意の左足でネットを揺らされた。神戸はその直後に郷家友太と古橋享梧をピッチに送り込み反撃を試みたものの、44分にもベラに突破を許して2点目を決められた。 
 
 2点のビハインドを負った神戸は、後半の頭にメンバーを大幅に変更。GKに吉丸絢梓、最終ラインに宮大樹、大﨑、初瀬亮、西大伍を投入。中盤の底には三原直樹を送り込んだ。ポドルスキ、イニエスタ、ビジャはハーフタイム後も引き続き、ピッチに立った。
 
 反撃したい神戸だったが、後半もロサンゼルスFCに主導権を握られる。いい位置でボールを奪えず、守勢に回る時間が多くなった。すると、神戸は交代制限がないため、選手をさらに変更。61分にイニエスタ、ポドルスキ、ビジャ、古橋、郷家が交代し、安井拓也、ウェスクレイ、小川慶治朗、ウェリントン、中坂勇哉を起用した。
 
 流れを掴めなかった神戸は、72分にFKからヤコビッチに得点を奪われてさらに失点。81分に初瀬が直接FKを決めたが、その直後に4点目を奪われて勝負あり。1-4で敗戦し、アメリカ遠征初勝利を掴めなかった。
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