森岡亮太はベルギー・シャルルロワへレンタル移籍が決定! チームは今季6位以上を狙う

2019年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

”パープル・ホワイト”から”ゼブラズ”へ!

移籍金300万ユーロで加入したアンデルレヒトでは思うような結果が残せなかった森岡。新天地での奮起に期待したい。 (C) Getty Images

 ベルギーのジュピラー・リーグの名門アンデルレヒトに所属する森岡亮太が、同リーグのシャルルロワへ移籍することが、現地1月30日に発表された。同クラブのオーナーが自身のSNSで発表し、「約5か月のレンタル移籍が決定。ようこそリョウタ!」というコメントとともに、森岡とがっしり握手する写真を公開している。

 ベルギー紙『Het Nieuwsblad』によると、森岡は今シーズン終了までのレンタルで、買い取りオプションを行使する場合の移籍金は150万ユーロ(約1億9500万円)に設定された。

 森岡はこれまで、同リーグのワースランド・ベベレンから昨年1月にアンデルレヒトに移籍(移籍金は300万ユーロ)。加入したシーズンはリーグ戦16試合に出場し、6ゴールを挙げる活躍を見せたが、今シーズンは出場機会に恵まれず。リーグ戦ではベンチ外が続き、ヨーロッパリーグや国内カップ戦を含め、10試合の出場に止まっていた。12月末には監督が交代し、森岡にチャンスが巡ってくるかと期待されたが、そうはならなかった。


 新天地のシャルルロワは現在リーグ8位。ベルギー・リーグはリーグ戦消化後に上位6チームで行なわれるプレーオフ1が行なわれる。同クラブは今シーズン、そのプレーオフ1への参戦を狙っている。

 というのも、現在6位のヘントとの勝点は3ポイント差で、7位につける日本企業DMM.comがオーナーのシント=トロイデンを勝点2差で追っており、全くの夢物語ではない。また、この順位争いは3位アントワープ(勝点42)から8位シャルルロワ(勝点34)までの6チームが8ポイント差にひしめき合っているため、プレーオフ1入りは最後まで混戦が予想されている。

 同紙は「もしプレーオフ1にシャルルロワが参加するようなことになれば、彼は古巣アンデルレヒトと対戦する可能性がある。しかし、その状況になればシャルルロワは森岡の身柄を引き取ることを選ぶだろう」と報じている。

 トルコなどのクラブからもオファーが届いていたとされる森岡だが、辛抱強く待った結果の移籍だろう。アンデルレヒトを離れ、新天地で最高のリ・スタートを切ることができるだろうか。

次ページ【画像】シャルルロワのオーナーとがっしり握手を交わす森岡の姿はこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事