「ぜひ戻ってきて!」「高速ドリブルがまた見たい!」デウロフェウ復帰の噂にミラニスタが熱狂

2019年01月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

わずか半年の在籍ながらインパクトは絶大だった

16-17シーズン後半戦にミランで活躍したデウロフェウ。(C)Getty Images

 CFの交換(ゴンサロ・イグアイン→クシシュトフ・ピオンテク)を済ませたミランは現在、左ウイングの補強に力を入れている。これまでこのポジションを担ってきたハカン・チャルハノール、サムエル・カスティジェホ、ファビオ・ボリーニが、いずれも満足なパフォーマンスを見せられていないからだ。

 ベルギー代表のヤニック・カラスコ(大連一方)をはじめ、オランダ代表のステフェン・ベルフバイン(PSV)やアマト・ダンジュマ(クラブ・ブルージュ)などが候補に挙がる中、ここにきて急浮上しているのが、スペイン代表のジェラール・デウロフェウ(ワトフォード)だ。

 ここ数日で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙や『トットゥスポルト』紙、『メディアセット』など現地メディアは、トップターゲットだったカラスコが移籍金も年俸も高額すぎるという事情もあり、レオナルドSDがデウロフェウ獲得を考慮していると報道。買い取りオプション付きのレンタルで狙っているという。

 かつてデウロフェウは2016-2017シーズンの冬のメルカートでミランにレンタル加入。爆発的なスピードと技巧を駆使したドリブル突破、鋭い裏への飛び出し、豪快なフィニッシュなどで、17試合で4ゴール・3アシストという数字以上の大きなインパクトを残した。
 
 わずか半年の在籍だったがサポーターはその活躍を忘れておらず、今冬のウイング補強候補の中では一番人気。SNSではミラニスタたちが騒ぎ始めている。

「ぜひ戻ってきてくれ!」
「素晴らしいアイディアだ!」
「この報道をずっと待ってた!」
「もちろんウェルカムだ!」
「左右どっちもできるし、今のミランにはいないスピード系のウイング。間違いない!」
「今のウイング陣がボールを取られるたびに、デウロフェウのことを思い出していた!」
「カラスコは要求額が高すぎる。だったらデウロフェウで十分だ!」
「今回の候補者の中では間違いなく一番計算できる」
「あの高速ドリブルがまた見たい!」
「デウロフェウが戻って来ればスソの負担も減るはず」

 デウロフェウは17年夏にミランから古巣バルセロナに復帰したが出番を掴めず、エバートンを経て18年1月からワトフォードに所属。ただ、ミランには良い印象を持っているようで、何度か逆オファーを送ったとも言われている。

 ただ、今シーズンのデウロフェウは主力としてプレーしており、ワトフォードが放出に応じるかは不透明。カラスコ、ベルフバイン、ダンジュマの可能性も消えていない。はたして、ミランはサポーター人気の高いデウロフェウを再獲得できるのか、それとも他の候補者を獲得するのか。冬のメルカートは1月31日までだ。
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