神戸に3人目の「元バルサ戦士」が加入? ウルグアイ代表DFがJリーグ入りに前向き!

2019年01月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ボローニャへの移籍交渉が停滞し…。

ヴィッセル神戸移籍が囁かれているカセレス。(C)Getty Images

 アンドレス・イニエスタに続いてダビド・ビジャも射止めたヴィッセル神戸が、再び「元バルセロナ戦士」に触手を伸ばしているようだ。

 今回のターゲットは、ラツィオに所属するウルグアイ代表DFのマルティン・カセレス。1987年生まれの現在31歳で、母国のデフェンソールでプロデビュー後、レクレアティボを経て2008年夏にバルセロナに移籍。ペップ・グアルディオラ監督の下、控えの立ち位置ながらラ・リーガ、CL、コパ・デル・レイの3冠に貢献した。

 その後は出番を求めてレンタルでユベントスやセビージャでプレーし、12年夏にユーベへ完全移籍。サウサンプトンとヴェローナを経て、18年1月からラツィオに所属している。ただ、今シーズンは出番に恵まれておらず、今冬の退団が囁かれていた。

 現地時間1月23日に『スカイ・スポーツ』の移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じたところによれば、ボローニャへの移籍交渉が停滞。そこでカセレスは、ヴィッセル神戸からのオファーを考慮しはじめ、日本行きに前向きになっているという。
 
 カセレスは怪我の多さこそネックだが、南米のDFらしい粘り強いハードマークが最大の武器で、アジリティーと安定したテクニックも兼備。SB、CB、WBと守備的なポジションなら左右を問わず機能する利便性も備える。ウルグアイ代表では86キャップを誇り、2010年大会から3大会連続でワールドカップにも出場するなど、経験も豊富だ。

 ヨーロッパ主要国の移籍市場は1月31日までで、まさにここからが山場。経験豊富な実力者であるカセレスを欲しがるクラブがこれから出てくる可能性もあるが、神戸も新天地候補に入っている模様なだけに、その去就に注目が集まる。
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