「これからもっと良くなる!!」昌子源が自身のリーグ・アンデビューを報告! 仏メディアも高評価

2019年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ピッチ内外での彼の熱意は観る者を楽しくさせた」

試合中は積極的に声を出し、進んで仲間とのコミュニケーションを取る姿が印象的だった昌子。監督からの指示を紙で受け取るシーンも。 (C) Getty Images 

 現地1月19日に行なわれたリーグ・アンの第21節、ニーム戦で昌子源が欧州デビューを果たした。

 今年に入ってフランスに渡り、入団会見を行なったのが1月6日。2週間足らずでのデビューとなった。先発出場し1-0という完封勝利に貢献した昌子に、トゥールーズの専門メディア『LesViolets』は10点中6点とDF陣ではトップタイの高評価をつけ、このように評した。

「彼にとって初めてのリーグ・アンの試合、何度か躊躇するシーンも見られ、最も優れた守備者ではなかったが、彼は彼自身のデビューを祝うクリーンシートを、自分とチームに提供した。そしてピッチ内外での彼の熱意は、観る者を楽しくさせた。まずは上々の滑り出しだ」

 地元紙『LADEPECHE』は、「ヴァイオラ(トゥールーズの愛称)は上々の勝利を挙げた」と報じ、「ビッグスマイルが昌子の顔を覆った。そしてハイタッチをしながら、ベンチの前で飛び跳ねてみせた。その姿には現地に駆け付けた約250名のサポーターにも届いたはずだ。クリストフェル・ジュリアンが新しい日本の同志を抱きしめ、彼の頭上でもハイタッチが飛び交った。今年初のリーグ戦勝利は、チームにとっても成功だ」と日本人選手のデビューを歓迎している。

 昌子本人も試合翌日に自身のSNSを更新し、フランスデビューを報告。「昨日Ligue 1 デビューしました!まだまだ課題は多いですが新たな一歩を無失点と良いスタートができました。これからもっと良くなる!! 世界のトップにいる人達を止めれるよう大きく成長するのみ」(原文ママ)と投稿し、現地サポーターからは「これから頑張れ!」「ブラーヴォ源!」「よかったぞ!」と激励のコメントがみられた。

 また、リーグ・アンの"先輩"である酒井宏樹や、日本代表でロシア・ワールドカップをともに闘った吉田麻也、鹿島の同僚たちや多くの海外組も「いいね」を寄せている。

 トゥールーズは現地23日に国内カップ戦、28日にはホームでアンジェ(現在リーグ14位)と対戦する。

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