「ファンに何も届けてない…」宅配ピザの一大企業が名門リーズへ辛辣発言! 面白やりとりが話題に

2019年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

大反響を呼んだやり返し!

全世界で人気を博しているピザハットとリーズのやり取りが面白い! (C) Getty Images

 物議を醸している事柄から派生したSNSでのあるやりとりが話題を呼んでいる。

 事の発端となったのは、チャンピオンシップ(英2部)で首位を快走するリーズの指揮官マルセロ・ビエルサが行なっていた"スパイ活動"だった。

 ビエルサは、今月11日に行なわれたダービー・カウンティ戦を前に相手の練習場へ分析スタッフを派遣。それが相手の関係者に見つかって、警察沙汰の騒ぎとなっていた。

 当然、練習場への非公式な視察はタブーであるため、イングランド・サッカー協会(FA)も、勝点剥奪などの厳重処分を下すことも含めた捜査に動いた。だが、ビエルサは16日に緊急の記者会見を開き、「違法ではないはずだ」と事実を認めたうえで、「我々は2018-19シーズンの各クラブの戦いを全て見ている」と、自分たちが分析作業をどれほど重要視しているかを訴えた。

 約70分間に渡って、メディアの前で自分たちの手の内を明らかにしたビエルサの異例の会見から2日後、この話題をいじったのは、日本でもお馴染みで、全世界にチェーン展開しているアメリカの宅配ピザ企業『ピザハット』だった。

『ピザハット』のイギリス版公式ツイッターは、「こんにちは! リーズ・ユナイテッドの皆さん」とリーズの公式ツイッターをタグ付けし、「厨房の窓越しにシェフが不審な男を見かけたんだ。もし、あなたたちが食堂のメニューにピザを入れたいなら連絡をちょうだい」と発信した。

 これにリーズもしっかりとやり返す。

「君たちのところの宅配部門のアカウントは、宅配のくせに1週間何のツイートもしていない。だから、我々は『ドミノピザ』にお願いするよ」

 同じ業界のライバル店を引き合いに出されてやり返された『ピザハット』だが、1991-92シーズンにリーグ優勝を果たして以来、タイトルから遠のいているリーズにトドメの一言を放った。

「1992年以来ファンに何も届けられていないちょっとリッチなだけのクラブのくせに…」

 この辛辣な一言は大きな反響を呼び、最後のツイートには、「見事なやり返しだ」や「ピザハットのことが好きになったぞ」、「信じられない返答力」「最高! ドミノピザにこれはできない」といったコメントが数多く寄せられた。
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