ベンチから戦況を見守った長友佑都 「優勝した8年前とダブるものがある」|アジア杯

2019年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームがひとつになったような気がする」

ウズベキスタン戦はベンチから戦況を見守った長友(左)。控え組の活躍に「刺激を受けた」とも。(C)Getty Images

 4日前のオマーン戦からスタメンを10人入れ替えて、アジアカップのグループF第3戦に臨んだ森保ジャパン。ウズベキスタンに先制を許しながらも2-1の逆転勝利を収め、見事首位通過を決めている。

「流れとしてはいい形でしまってきている。試合に出ていない選手が出た時に活躍して、チームの士気を上げているっていうのは、(優勝した)2011年大会とダブるものがあります。チームがひとつになったような気がしますね」

 そう語ったのは、この日はベンチから戦況を見守った長友佑都だ。8年前の栄冠を知るベテランのサイドバックは、さらにこう続けている。

「シオ(塩谷)もそうだし、武藤のゴールも本当に嬉しかった。彼らがやっぱりノってくれないと強くなれないですよ。とくに武藤は、これまでなかなか点が取れなくて、所属クラブでも結果を出せずに悔しかったと思うんです。強引に得点を奪いに行くという彼の姿勢が、チームをいい方向に導いてくれるんじゃないかなと思いますね」
 
 また長友は、この日左MFの位置でスタメン出場を果たした乾貴士についてもコメント。「守備で相当頑張っていた」と、その奮闘を称えた。

「試合に出ていなかったんでコンディション的にきつかったっていうのはあると思いますけど、(次の試合で縦の関係を組むことになっても)僕たちは分かり合っているから大丈夫。今日も、貴士(乾)がボールを持ったとき、俺だったらこうするなとか、イメージしながら観ていましたから」

 ロシア・ワールドカップで息の合ったコンビネーションを見せた乾と長友のタッグは、今大会で復活するのか。森保ジャパンの次戦は1月21日、サウジアラビアと対戦する。
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