モラタが“実は古巣”のアトレティコに移籍へ! FWの「玉突き移動」が一気に動き出すか

2019年01月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ミランやバルサ行きも取沙汰されたが…。

アトレティコ・マドリー移籍が濃厚になったモラタ。(C)Getty Images

 アルバロ・モラタの移籍に関して、チェルシーとアトレティコ・マドリーが基本合意に達したようだ。現地時間1月17日、『スカイ・スポーツ』や『ガーディアン』でメルカートを担当する移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。

 モラタは17年夏、当時のクラブ史上最高額だった6600万ユーロでレアル・マドリーからチェルシーに加入したが、1年目はプレミアリーグでエースとしては及第点以下の11ゴールに終わり、マウリツィオ・サッリ新監督を迎えた今シーズンは出番も減りここまで5ゴール。今冬の退団が囁かれていた。

 当初はゴンサロ・イグアインとのトレードでミラン、次いでルイス・スアレスの控えを探すバルセロナからの関心が取沙汰されたが、ジエゴ・コスタが負傷中で、ここにきてニコラ・カリニッチも低調なアトレティコ・マドリーへのレンタル移籍が濃厚になった。すでに詳細を詰めるだけの段階だという。
 
 モラタは2008~10年にレアル・マドリーの下部組織に所属していたが、実はその前の05~07年にアトレティコ・マドリーのカンテラでプレーしており、今回の移籍が実現すれば実に11年半ぶりの古巣復帰となる。

 なお、モラタを放出するチェルシーはイグアインをレンタルで迎えることが濃厚になっており、一方のミランは今シーズンのセリエAで大ブレイクしたポーランド代表FWのクシシュトフ・ピオンテク(ジェノア)の獲得に向かうと見られている。FWの「玉突き移動」が一気に動き出しそうだ。
 
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